ALS発症から好転まで③
初回施術の後は徐々に脚が使いやすくなり、頭のスッキリした状態が続きました。
頭がスッキリしてわかりましたが、今まで頭がモヤモヤしていたんだと思います。
また、随分と首が楽な感じがします。
2回目の施術は1週間後でした。
頭部にあった衝撃はしっかり抜けているということで、落ちた筋肉も戻っていくだろうということです。
この時はほとんど脚首を触れられていたと思います。
首も少し触ったかな。
初回施術の後も、自分では恐くてしゃがんでいなかったのですが、
2回目の施術が終わり動作の確認でしゃがんでみると、
明らかに、かなり深くまでしっかりしゃがめるようになっていました!
完全にしゃがめる状態まではいきませんが、太ももにしっかり力が入るようになりました。
脚の筋肉量が変わったわけではないのですが、明らかに筋出力が上がっています。
初回の施術後から確信がありましたが、
私のALS発症の原因は確実に頭部に残った衝撃だということを実感しました。
医療ではどうにもならないわけです。
先生曰く、武術には衝撃の概念があり、腹部に突きなどして入った衝撃を抜くという練習をしたりするそうです。
ALS以外だと、交通事故や落下による脊髄損傷は脊損部位の身体全体に衝撃が入り、広範囲に萎縮が起きるので厄介だということでした。
理学療法の現場では聞いたことがない概念でした。
より脚に力が入るようになり、好転の希望を持つことができました。