刺激が激減した日々
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写真は新橋にある薪で炊くパエリア屋さん。
日記とは何の関係もありません。
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私の日記は基本的に強過ぎる主張を持たないよう、気合の入っていない雰囲気で書くことにしているわけですが、
今日はいつも以上に気合の入っていない日記を書かせてください。
文章を整えようとはしていないので本当にダラけた日記です。
ここ最近の世の流れに合わせ、私の勤めている会社も漏れなくリモートワークへと舵を切ったわけですが、
外に出ない生活はそれだけで刺激が少なく、全然言葉が出てきません。
書きたい内容はあるのですが、うまく文章にまとめることができず、
中途半端な書きかけのものが下書きに溜まっていく一方です。
もちろん、通勤がなくなったことで出来た時間の余裕や満員電車に乗ることのストレスの軽減、身形を整えなくても良い気楽さは思った以上に最高で、
お陰でいつもは手の廻らない細かな家事をこなそうという元気が出るのですが。
それでもわざわざ片道1時間半をかける通勤は、自分の中にあった考えや思いを深める時間として、
また、新しく発見するあれやこれやに対する刺激を得る時間としては、結構良い時間だったのかもしれない、と感じています。
自分の中で書き出したい思いを表現する言葉が見つからないのは、思った以上にしんどいものですね。
しかも私は高校から美術専攻コースに進みそのまま美大に入ってしまったので、
自分の思考や意見を形で示すような生き方をしてきてしまいました。
社会人になってからも職人としてほぼ一人仕事で、一つ一つの作業に全てを掛けるような仕事内容でしたので、
言葉を使ってこなかった分、言葉の操りがあまり上手くありません。
しかし、職人であることをやめ普通のサラリーマンになってからチームで働くことを覚え、
自分の思考をきちんと相手に伝えられないことや、資料作りの下手さが自分で理解できるようになったため、
今こうして文章で表すことに慣れるよう、noteを更新しています。
だから私のnoteは自分に対してプレッシャーにならないよう、気合の入っていない内容になっています。
ところで、私は幼い頃より軽度の弱視でして、しかも遠視のためコンタクトレンズの度数がなく、運動するとき以外はずっと眼鏡を掛けてきた人生でした。
レンズの加工技術が著しく発展した今ですらレンズの厚さは5mmを超え、
今まで通り、鼻の付け根にダメージを与えています。
そんな程度に目の悪い私は、深夜12時を過ぎた時間に眼鏡を外して散歩に行き、
視力の悪さからくる玉ボケした車のライトが、支障がない程度に入っている乱視で拡散されキラキラしている世界を、
ただただ単純に「綺麗だなー」とうっとりしながら歩くのを、たまの楽しみにしています。
とはいえ、自他共に認めるほどのビビリではあるので、
結局散歩コースにある墓地を見て我に帰り、幽霊に会わないよう早足で家に帰ることでキラキラした世界は終わりを迎えるのです。
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