女性オタクはなぜ笑う?
まず、女性オタクに限定したタイトルと記事を書いてしまったことをお詫び致します。
単に自分自身が女性オタクであり、女性オタクの世界しか知らないため、このような表現になりました。もしかすると男性オタクにも当てはまるのかもしれません。その点を考慮せず、申し訳ございません。
本題。
ツイッターを眺めていると、私と同じジャンルを好きであろうユーザーたちが、このように言っている投稿を見かけることがある。
「○○の愚痴垢を見つけた。面白すぎてアホほど笑った」
「××が炎上してるのクソ面白すぎてお腹が痛い」
「**が叩かれてるの声出して笑った」
以上の呟きはほんの一例であり、他にも様々な表現で書かれた類似の投稿がいくつもある。
記号の部分に入るのはいずれも私や彼女らが応援しているジャンルの名前である。
好きなジャンルが、愚痴や批判の対象になっていたり、炎上したりしているという状況が、異常なほど面白いらしい。
そのように感じる心理が、私には一切分からない。
普通であれば、自分の好きなものが危機に晒されている(と言うと大袈裟だろうか…)状況なら、「そのジャンルを知らない人たちの間でも悪い噂が立ってしまうかもしれない」、「それに伴い、そのジャンルが好きである自分も偏見の目で見られてしまうかもしれない」、「最悪の場合、打ち切りやサービス終了などの厳しい処分に追い込まれてしまうかもしれない」などと思うのではないか?
そのような不安に駆られず、大口を開けて笑うことができるのは、なぜなのか?
余裕があるということならば、それは羨ましい限りである。
それをツイッターで大っぴらに明かすことまではできないが…。