いきなりお腹と背中が痛い。
日本に2週間ほど用事で帰って3月7日に帰国しました。今もまだひどい時差ボケとあとはおさるのジョージと喧嘩をしてしまい、すごいストレスでさらに夜は寝れず、昼に寝る生活になっていました。体内時計が狂うのはきつい!
そんな中で2日前ほどですが、腰とおなかが痛くて、背中は生理痛のような痛みで、おなかは確実に張っていて、、そしてたまにキリキリと痛い。それが次の日もずっと続き、インターネットや本を読むと切迫早産の可能性という怖い文ばかり出てくる。
カナダの病院は移民になると無料です。ただ、日本とは違って勝手に色々病院を選んで行くことはできません。ファミリードクターを自分で見つけて、そのファミリードクターに最初見てもらい、そこでの判断で専門医にその後見てもらうという流れです。そしてファミリードクターがいない人もいます。私もいない時がありました。そういう時はひとつたいで紹介してもらったり、自分でファミリードクターが患者さんを探しているところを見つけたりして、なってもらいます。それか今すぐ診てもらいたいときは、ウォークインクリニックという誰でも行ける病院に行きます。色々なところにあり、すぐ見てもらいたいことがあるときは、私はファミリードクターよりもウォークインクリニックに行きます。(ものもらい、帯状疱疹の時はファイミリードクターの予約を待ってる余裕がなかったのでウォークインに行きました。ものもらいはどうしても処方の目薬が欲しかったので。日本みたいにすぐ効くのが手に入らず。)ただ、ほとんどが予約を取ってないのでひたすら並びます。メリットは、家の近くで見つけておくといつでも行きたいときに行きやすくて、ファミリードクターを待つよりも、その後の流れが速い。ウォークインでも、もちろんほかの専門医に回してもらえるので。それと、近い。^^; 私のファミリードクターは遠い。。。道をまっすぐ引くと近いほうなんだけれども、公共交通機関で行こうとすると、バス乗り継いだりしないといけない。。なので、今回の妊娠を除いては私はほとんどウォークインクリニックを利用していました。
もう一つは検査をするとなると、、、、色んな所に自分で行かないといけません。予約を取るのも自分、探すのも自分。
今回は血の検査、エコー検査をインターネットで探したり、お医者さんにもらった検査の紙を見ながらそこに書いている自分の家から行きやすい場所に電話をしてよやくをします。家からすぐのところにエコー検査をするところがあるのですが、そこは対象外だったり色々条件があったりすることも。
先生はすぐにでも終わらせてねというけれども、正直予約が重なっててとれなかったりは良くあること。そこを必死に頼むか、また待つか、違うところに行く。無料だから、わがままあんまり言いたくはないけれども、今回のつわりがひどい中行かないといけなかった、血の検査とエコーは本当に命がけでした。笑 遠い。。。笑
話はまた病院に戻って、あとは総合病院も存在します。そこにも自分から出向いては行けず、ファミリードクターやウォークインクリニックのお医者さんの判断で、本当にシリアスな病気、検査などなどが必要な時そこを紹介されます。後は本当に緊急の時、例えばケガをして今すぐ処置が必要、むっちゃ具合が悪い時などは、自分で緊急病棟(ER)に行くことが出来ます。24時間。日本も一緒ですが。
何年か前に妊娠していて大量出血をした時に一度行きました。
ただ、最終的には見てもらえてちゃんとケアをしてもらえるんですが、なんせ色んな緊急を要する人がきてるので、とってもとっても時間がかかる。待合室は本当にゾンビの集まり。(本当に表現が良くないけれど、、、笑)
その次に行ったのは、今回の妊娠初期。おなかが痛くて、一度夜行きました。その時最終終わるまで6時間かかりました 笑 途中からはみんな検査結果を待つのがしんどくなって、自分の具合悪さを忘れてもう家に帰らせてくれーと言い出したりしてました。それぐらい、ひたすら待つ。ただ、こっちの病院皆さん海外ドラマとかで見てる方いらっしゃると思うのですが、看護師さん、お医者さんスタッフの人たち、個性が強い。バリバリつけまつげしてワサワサしてたり、タトゥー色々入れてたり、スーパーマッチョだったり、みんな制服を着ているのに個性が出ていて、活気があって、その光景は本当にドラマを見ているみたいです。そしてカナダのいい所の一つは、みんな見た目でジャッジをしないということ。こっちに来て本当に感じるのは見た目はただの飾りだなーと。人がもっと人の中身を見てかかわってる気がします。私の考えだけれど。。
話は戻って、、今回はまた待つのがいやでちょっと病院に行くまで覚悟が付かないでいたのですが、どうしても収まらないので、そんなことは言ってられないと思いました。
高齢出産ということで産婦人科にファミリードクターが紹介をすぐにしてくれていて月に一回問診に通っています。
本当は妊娠後半まで産婦人科にあわないまま、ファミリードクターがケアするということは普通らしいです。
産婦人科もそこで何かをするというよりは、事務的なチェックと、心臓の音を確認して順調かどうかをみます。そしてその産婦人科医はその地区の総合病院でも定期的に産婦人科医として働いています。そして妊婦さんもその自分の住んでいる地域の総合病院で出産をします。日本みたいに自分が選んだ産婦人科ではありません。それか助産婦さんを自分で探して、お家で産んだりする方もいるとのことです。
もし、その先生のシフトなら、私が産むときその先生が私の担当になることもあるという感じです。
毎月一回問診があり、状況を報告したり、質問に答えてくれたり、今後の流れを教えてくれたり。
ただ何か緊急があった場合はERに行ってねという流れです。
ということでERに行くことを覚悟を決める段階で、一度産婦人科に電話してみようと思いました。そしたら、多分シフトが総合病院だったのか、留守電になりました。そっか、、、と思っていたら、そこに新しくメッセージが追加されていて、24週以下の人はERに24週以上の人は〇〇〇〇〇に電話して行ってくださいと。
そして私24週じゃん!!わーいーとなり、速攻でインターネットで検索して調べると、多分そこが私が産む場所のような気が。
電話してみると、状況をちゃんと聞いてくれて、そして今すぐおいでと言ってくれました。ERに前に電話した時はわからないからとりあえず来てとりあえず待つしかないといわれたのとは大違い。専門だから、話が速いしわかってくれる。。。涙が出ました。
速攻着替えて、おさるのジョージに電話をして状況を伝え、あとで来てくれるということで私出発しました。病院がうちから混んでいなければタクシーで五分ちょい。ありがたい、、、、。
不安な中病院到着。
豪華な縦構え。クリスチャンの病院みたいで、たくさんステンドグラスがあったり、とても豪華なロビー。ただくらい。。。笑
そこから先に進み、やっと受付を見つけました。受付の人、黄色のズボンに黒いシャツ。髪の毛ドレッド。大きな眼鏡にカラフルピアス。素敵すぎる。。 そこで状況を説明して、看護師さんが迎えにくるから座っててと言われた後、うしろから車いすに乗った、もう産まれる人がきました。叫んでいて保険証も何も持ってないと。でもあまりに緊急すぎて、そのまま受付をスルーで連れていかれ、奥の部屋に行った後すぐにざわつきが聞こえ、看護師さんたちが走り回り、もう産んじゃうの言葉をのこし去っていくし、その人の叫び声が聞こえ、、、、、た、あと、、、、、、、おぎゃ――と赤ちゃんの声が。。
多分、産んだ。。。すぐそこで。。。
妊娠ど素人の私は、状況にびっくりして震え上がってました。自分に起こりうることだと重ねてさらに怖くなって、ちょっとナーバスに。。
一人で待合場でしょぼんとしていると、ジョージが来てくれて、ちょっとほっとしました。で、ありがたいことに看護婦さんも忘れないで現れてくれて、緊急事態が起きてちょっと待たせてしまってごめんね。ベッドよういできたからねと。待たされることになれてたので、こんなに早く迎えに来てくれてびっくりしたのと、ほっとしました。
そして扉を開けて入った先は、たくさんの病室。その一つに連れていかれて、寝てねと。ジョージは横に椅子があったのでそこに座り、私は背もたれが上がったベットに横になりました。そして、おなかに機会をつけて、赤ちゃんの心音が聞こえてました。どくどくと。それを聞いたら、ちょっとほっとしました。それから看護婦さんに自分の状況を説明しました。ジョージはこういう時私のマネージャーかというくらい私より私のことをジョージが話しだしたりします。笑 ちょっと私にしゃべらせてというときもありますが看護婦さんを和ませたりしてくれて本当にありがたいなとポジティブに見ようと努力をしてます。。。笑 ありがとジョージ。
それから先生が来てくれて、切迫早産が心配だということも伝え、そしたら、先生が、じゃー内診するから、パンツとズボン脱いでと言われました。
シーツかけてるけど、ジョージ横じゃん!と思ってちょっと躊躇。笑
とは言ってられないので準備しました。
いやービビりました。内診とは何か。。。
先生が多分心地よくないと思うんだけれど我慢してねーって。
そっから、ひえーーーー。
手がーーーー。指じゃなくて、、、手がーーーーーーーーー。
そんなに入るんかっていうぐらい、、、、。
私の中に、、、、、T T ヒエ――――。
エッチの時なら、準備ができてからね、気持ちも高ぶってるし気持ちいものが、、、しかもジョージのよりも太い手が、、、
びびりました。笑 人生初体験、、、
終わった後、先生が子宮口はしっかりしまってるから大丈夫だよーって。
我に返りました。良かった。
そしておなかが痛かったり背中が痛かったりは、妊娠によるものとわかりました。よかった。。。。。
そして看護婦さんにたくさんありがとうをして、病院ただなので、そのまま帰りました。(受付で何もする必要はありません。診察終わったら終わり。)
ジョージと二人、いい練習だったねと言いながら帰り道を歩きました。
なんともすごい経験をしました。まだまだ知らないことがあるんだろうな。。。。。怖い。。がんばろー。
だらだらながい、、読んでくださって本当に感謝です。
Have a great day!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?