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キリスト誕生の空に輝いた星

昨日、クリスマスツリーの頂に飾られている星は、
金星を意味している、つまり「あの人」のことを象徴していると書いた。

それに少し付け加え。

ツリーの装飾として使われている星は大抵、五芒星だ。

でも、過去をたどっていくと五芒星とは元々、八芒星として表されていたらしい。

古代メソポタミアの石板などを見てみると、八芒星は金星の女神であるイシュタル(イナンナ)のシンボルとして描かれている。

数千年の時間の経過とともに表象の仕方が変わっていったようだ。

今の「下の世界」では、五つの頂を持つ星の図形は世界中の文化に浸透し、どこでも見受けられるが、それだけ「あの人」の力が絶大だということだ。

それはそうと、クリスマスはイエス・キリストという聖人の生誕祭とされているようだが、この聖人の誕生にも「あの人」が関わっているようだ。

このキリスト教という宗教が「下の世界」でいかに支持されているものなのか、その規模の大きさを後に知って、さらに驚愕した。

キリストが誕生した時に西の空に「ベツレヘムの星」という名の星が輝いたとされている。

ベツレヘムという地でキリストという信徒にとっての救世主(メシア)が誕生したことを知らせた星だから、そう呼ばれているようだ。

つまり言うなれば、最も信者の多い最大宗教を始めたのはまぎれもなく「あの人」だということだ。

世界最古の文明の権力だけでなく、世界最大の宗教の権力まで握った彼女。

そしていろんな時代、いろんな土地に、いろんな名で現れる。

時には悪魔として、時には聖母として。

イナンナ、イシュタル、アプロディーテー……。

ヴィーナス、アナーヒター……。

そして、ルシファー……。

……一体あなたは誰なんです?

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アシンヌ
僕はまだ子供で、広い大人の世界を知らない未熟者ですが、こんな僕でも支えてくださるという方がいらっしゃったら、きっとこれ以上の喜びは他には見つからないでしょう。