【LoL】MIDヨリック解説

実はガチの聖人なヨリックさんを紹介。
特に今回は「MIDヨリック」というキモピックにフォーカスを当てて紹介します

ヨリックis誰

シャドウアイル所属だし顔色悪いしゾンビと幽霊操る所為で悪い奴扱いされがちだけど、実は人間だしガチの聖人。
かつて光り輝く聖地だったシャドウアイルをヴィエゴの呪い(黒き霧)から解放せんと戦うめっちゃ崇高な目標を持った僧侶のおじさん。

他のゲームでネクロマンサーみたいな感じの立ち位置にいるファイター。ゾンビと幽霊を操って戦うキャラで、何も知らないまま対面すると何も分からないままボコされる初見殺しの代表格。

アビリティ

パッシブ
ヨリックがヨリックたる所以。

告別と呪われし一群の二つ効果を持つ。
告別は一定数毎の中立or敵ユニット死亡時とQスキルでのラストヒット時に墓を作る。
呪われし一群は墓からミストウォーカー(グール)を最大4体呼び出せる様になる。

グールは攻撃力依存でダメージが上がる。耐久力は威力に関係なく通常攻撃でワンパン。

Qスキル 葬送
フリ◯レンではない。
次の通常攻撃が強化され追加物理ダメージと回復効果を得る。
これでラストヒットを取ると即座に墓を作る。
周辺に墓が三つ以上ある場合は葬送から「目覚め」に変化し、全墓を消費してグールを呼び出す。

Wスキル 屍の列
何気に強い。
円状の壁を発生させる。この壁は自チームは通り抜けられるが敵チームは通り抜けられない。
スキルレベルに応じて破壊に必要な通常攻撃の回数が増えるため、ヨリックが高レベルの場合は集団戦で適当にポン置きされるだけでも面倒くさい

Eスキル 悲嘆の霧
ヨリックがクソキャラたる所以
指定方向に霧を投げて当たった敵の現在体力の15%分のダメージを与える。
敵チャンピオンにヒットした場合マークを付与し、周囲の墓からグールを呼び出し飛び付かせる。マーク付与中はグールから受けるダメージが2割上昇する

Rスキル 霧の乙女
ヨリックがクソキャラたる所以Part.2
指定地点にグールを引き連れた「霧の乙女」を呼び出す。
霧の乙女は通常攻撃毎に最大HP依存の追加ダメージを与える。体力はヨリックのレベルと最大体力に依存して増加する。

再発動で近くのレーンを独立して進ませることが出来るため、本体と並行して自動でタワーへウェーブプッシュが出来る

何故MIDなのか

MIDヨリックは楽しい。「対面を如何に不愉快にさせるか」に重きを置いたキャラ。
ベタ足のメイジなんかはWで捕まえたらEQで終わり。ブリンク持ちもEでグール押し付けてダメ押し。

CSやキルで負けてもタワー折り性能が高すぎる所為でゴールドは勝てるみたいなのが余りにも多い。

遠距離攻撃持ちでキーストーンに秘技の彗星を持つためハラス性能に優れる。
欠点はEのマナ消費がキツいこと。Qで墓を作ってEを使って強力なハラスで序盤から有利を作るヨリックにとって厳しい欠点となる。

そこで、序盤をなんとか耐えて打ち壊しによるタワー破壊性能を取ってサブを不滅にするか、ビスケットで序盤のマナ枯渇対策する為に天啓にするかは悩ましいところ。基本は安定感のある天啓がおすすめ。

MIDヨリックだから出来ること

TOPヨリックには出来ない立ち回りがMIDヨリックには出来る。

それは他レーンへの支援。

Rで出てくる乙女は実は他の似たスキルに比べ、かなり自由度が高い。
まず、デイジーやティバーズと違って時間制限がない。死ぬまで存在する。それと離れられる距離が無限。
そして再発動で近くのレーンを自動で進み続ける。代わりにデイジーやティバーズ、シャコのハルシネイトなどと違って自分で位置を調整できないので少し癖はあるが、リコール中に勝手にCSを食わせたり出来る。

これらの性質を利用すると
「序盤で有利を作る→乙女をTOPやBOTに流す→MIDはヨリック本体がレーニング→乙女が他レーンをカバーして半永久自動擬似ロームの完成」
というクソキモいムーブが出来る。

そして乙女のおかげでタワー折り性能が高いので序盤で有利を作れなくても、自分に随伴させれば何故かタワー有利を取れる。
ただ、この立ち回りの弱点は乙女がそのレーンのCSを喰ってしまう可能性があること。味方のファームを妨害する可能性があるので気をつけよう。

これがTOP運用だと1v1で負ける可能性を排したいので乙女は出来るだけ自分に随伴させる為、中々難しい。

こんな具合に、キモピックのMID彗星ヨリックは初見殺しに見えて研究して考えて使えば対面のMIDレーナーだけでは対処が難しいオフメタピックとなっている。
普通のキャラをやって溜めたキモピックパワーを解放する為に是非一度使ってみてほしい。

小ネタ

1)冒頭でも書いた通りゾンビと幽霊操るし所属がシャドウアイルなのでシャドウアイル側の亡霊かと勘違いされるが、実はシャドウアイルをかつての楽園の姿へ戻さんと奮闘する僧侶。
セナやルシアンとは目的こそ同じだが特段仲がいい訳ではない

2)ヨリックというかシャドウアイルについてだが、シャドウアイルは元々楽園の様なブレスドアイルという場所だった。
そこの「生命の泉(病気をなんでも治す泉)」へ”死者を入れてはならない”という禁忌を破りヴィエゴが死んだ嫁を生き返らせようと入れた結果、黒き霧に包まれ「なんで嫁が生き返らねえんだ!」とキレたヴィエゴが霧を手中に置いて世界を終わらせようとしているのがシャドウアイルのおおまかな概要。

3)そのヴィエゴ嫁の魂の欠片がヨリックRの「霧の乙女」の正体。
ヴィエゴの解説予定がないのでここで紹介するが、他のヴィエゴ嫁の魂の欠片は嫁の持っていた人形に宿りグウェンとして、黒き霧と戦う「光の番人」の1人セナとして生きている。

4)霧の乙女・グウェン・セナを見てみると同じヴィエゴ嫁から派生した筈なのに性格が全く違う。
「霧の乙女は力を存分に奮い残酷で野望的、グウェンは聖なる霧を使い純真で少女的、セナは黒き霧を倒そうと真面目で正義的」となっている

6)ヨリックはやたらと他キャラ挑発時やアイテム購入時のセリフが多い。
不死になりながらも黒き霧と孤独に戦ってきたからか、喋り方的にも少しポエミーで”死”が慈悲であるかの様に語りかける物が多い。

最後に

マジで使ってる側はめっちゃ楽しいので是非一回、スタンダードででも遊んでみてほしい。

シャドウアイル関連は小ネタ多くてヨリックは特に細かい所に小ネタがあるから字数が結構増えたけど、ここまで見てくれてありがとうございました

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