2022年4月、株式会社VENTURE FOR JAPANが目指すもの
みなさん、こんにちは。
2022年4月、特定非営利活動法人アスヘノキボウ(以下、アスヘノキボウ)が行っていた事業の一部を株式会社VENTURE FOR JAPAN(以下、(株)VENTURE FOR JAPAN)へと引き継ぎました。
※2021年に株式会社として分社後、事業のスケールを目指して2022年11月より一般社団法人VENTURE FOR JAPANとして再スタートしています(2023年追記)
今回は現状と背景にある想い、これからの挑戦についてお話させていただきます。
VENTURE FOR JAPANのこれまで
東日本大震災後、「復興のトップランナー」といわれる宮城県女川町。この町を拠点に、人の暮らしや地方産業の復興を行なってきたアスヘノキボウで当時代表を務めた小松洋介が「⽇本の復興」を目指し、はじめたのがVENTURE FOR JAPANです。
2019年4月に1期生を迎えスタート。2022年3月には2・3期生の3名がプログラムを卒業し、4月には新たに12名が参画しています。また当初は企業のエリアも東北のみでしたが、現在は東北を中心に全国に拡大しています。
若い世代が自らのポテンシャルを解放し、主体的な社会参画が復興の質やスピードの向上につながる。女川町での学びを、さまざまな課題を抱える日本全国に発展させることで、誰もが前向きに生きることができる社会を目指したい、その想いから事業を開始しました。
VENTURE FOR JAPANでは、新卒もしくは第二新卒(20代)が地域の中小企業やベンチャー企業への入社後、各種研修や毎月のコーチング、著名起業家との対話などを行い、2年間の事業推進をサポートしています。
参加者(以下、フェロー)のなかには、事業責任者や経営者直下の特別ポストに就いて仕事をしたり、社内起業や独立し起業をするメンバーも。2年間のの過ごし方はそれぞれですが、新卒ながらに会社の新しい風として活躍することでフェロー・企業にとっても未来に向け新たなカタチがつくられています。
なお、プログラムの設計は、アメリカ・ニューヨークを拠点に活動するVENTURE FOR AMERICAを参考にしました。このプログラムは、起業家志望の優秀な若者がローカル・スタートアップの経営ポストとして2年間就職するプログラムです。2011年の設立以降、現在では年間3,000名以上の学生が応募するまでに成長しているんです。
株式会社VENTURE FOR JAPANが目指すもの
すでに5名がプログラムを卒業し、現在は16名が参画しているVENTURE FOR JAPAN。今後、個性やポテンシャルが解き放たれた若者が日本各地で事業を創造することで、これまでの働き方・生き方を変え、新しい日本を創る一つになるものと考えています。
2022年からは参画企業も東北を超え、日本全国に広がっています。「日本の復興」の実現に向けて事業をさらに加速させるため、この度、株式会社を設立。これまでアスヘノキボウが行っていた教育研修事業を引き継ぎ、フェローや企業の伴走を行っていきます。(今後、人材紹介業も引き継ぎを行う予定です)
なお、株式会社設立にあたり、パーパス・ビジョン・ミッション・コアバリューの制定も行いました。
コアバリューは「Jump in Together」。フェローだけでなく、スタッフもさまざまなことに飛び込み、挑戦しく決意を表現しています。
今後も資金調達や積極的な人材の採用などを行っていく予定です。さらにはAIなど最先端の技術を用いることで、人材紹介やマッチングなどにおける人や企業の可能性をさらに拡張し、日本の復興を目指していきます。
23卒・第二新卒(20代)の皆さんへ
プログラム説明会や個別のキャリア相談会も実施しています。ご希望にあわせて事務局メンバーが対応させていただきます。
オンライン説明会ではプログラムや参画企業をご紹介。個別キャリア相談会ではスタッフとの対話を通じて、自分自身のありたい姿を明確化にしていく1時間です!
代表・小松洋介のnote
これまでアスヘノキボウの代表理事を務め、今回(株)VENTURE FOR JAPANの代表となる小松洋介のnoteもぜひご覧ください!