見出し画像

今と将来のギャップ

VFJ1期生、maruwa mart(株)の山口です。
トップの画像は、玄米をつかったガパオライス。
店舗の取引先の方と商談をして再営業からはじめた商品です。
当社の店舗ではメインのターゲットが女性のお客様です。白米ではなく玄米のような健康によいものもつかった商品づくりも目指しています。
最近はコンビニに寄っても、他のお店に寄っても、どんな商品を出しているのかじろじろ見るのがついついクセになっています(笑)

悶々とした日々

5月は悶々とした日々が続きました。
今までは一ヶ月間のサイクルの中で浮き沈みがあったとしても、それをどうにか乗り越えてきた自分がいたと思います。
でも5月はそんな風にもいかず、自分は今なにをしているんだろうか、本当に自分は将来のために仕事が出来ているんだろうか、と自問自答した日々が続いていました。

一番の原因は、事業の移り変わりが激しいことにあると思います。
先月のレポートでも話した通り、コロナウイルスの影響で店舗事業が一時休業をしました。
再開をすることは一見簡単なように思えますが、全くそうではありません。
一旦営業をとめるということはこれまで足を運んでいたお客様が他のお店に取られてしまうことにつながってしまいます。
結果、売上の大幅なダウンになってしまいます。
なので一から店舗の売上設定をして、どれくらいの販売が出来れば利益が出るのか。仮に出ない場合は、どのような施策を打つべきかを考える。
それだけではなく、販売ターゲットの再定義をして商品の再設計をし、販促方法や作業オペレーションを見直し、取引先との綿密な商談をして…。
そういったことを全て克服しながら一ヶ月間という短期間で準備をして再営業を目指すという、まるで自分のお店を新しく開店させるような感じでした。

理想の時間は過ごせない

ただ「店舗の再開だけに時間を費やせばよい」というわけではなかったことも余計に私を苦しませる原因だったのかもしれません。
当社では店舗の営業もしながら宅配事業と卸事業も経営しているので、もしそちらでお客様とのトラブルや管理状況にトラブルがあった時に、事業所のリーダーを任されている私が全て対応しなくてはなりませんでした。
「明日は何時にこれをやって、これを終わらせてこれを次にやろう」のような計画が全てパーになることもざらにありました。
トラブルに対応するのが精いっぱいで、帰った頃には頭がぼーっとしてフラフラになりながら寝床に入ることもよくありました。

いくらやる気があっても、専ら体力が追い付かないので、自分が仕事に集中して取り組める時間は限られています。
「自分の予定がどんどん押していく」
「自分の思い通りの仕事ができない」

こんな状況が辛くてしょうがなかったんだと思います。

目標に近づけているか

その一方で、5月は自分の将来のことも考える期間でもありました。
VFJのメンタリング(中間研修)の課題であった、VFJ卒業後に目指す事業アイデアをVFJスタッフや1期生・2期生に向けたプレゼンがあったのです。
その中で、特に考えたことがあります。
今の私はコロナのような目に見えない、自分の意志で決められない状況に振り回されていて、色々な制約がある中で人生を生き、仕事をしています。
ですが、将来のことを考えている時は何の制約もありません。
もちろん考えたアイデアが本当に可能であるかは別として、将来自分が中心となって意思決定をして事業を進めることが、どれだけ楽しいことなのかを気づかせてくれます

「将来を描く自分と今の自分に大きなギャップがある」

だからこそ今の状況が余計に辛いのかなぁと。
そんなことをずっと考えていました。

最後に

こんなに肉体的にも精神的にもパンパンでアップアップな時間は正直初めてで、ちゃんと起きているけど意識がはっきりしないような日々が続いています。

でもまずは、目の前にある課題をクリアする。
そうすれば、いつか自分の目標と今がつながってくる日が来るかもしれません。