これまで使ってきたイヤホン・ヘッドホン遍歴
需要は無いと思うがなんとなく思いついたので主だったものを覚えている限り書いていく。
1.SONYの耳掛けイヤホン(型番不詳)
実際に使ってたやつと画像は違うけどこんな見た目のやつ。時は中学時代。ポータブルMDプレイヤーを親に買ってもらい、付属のイヤホンは嫌だったので購入。当時はこのタイプのイヤホンが流行っていた。音質はお察し。音漏れし放題。なんでこんなのが流行っていたのだろう。
2.KOSSのSparkplug
安価(確か2千円ほどだった)でネットの評判が良かった当機を高校生になってすぐくらいの頃に購入。このイヤホンは音は締まりの無い低音一辺倒の暴れ馬で楽しかったのだが、なんといっても一番楽しかったのが改造である。ギボシ端子という電子機器の端子をステム部分に被せてカナル型のイヤーチップをつけたり、筐体内に綿を詰めて響きを調整したり。とにかく楽しいイヤホンだった。
3.Ultimate EarsのSuper.fi 3 Studio
高校生の頃に購入。いよいよ価格も1万円超え。同メーカーのSuper.fi 5が憧れだったが高価なため買えず、それと比べると廉価な当機を選んだ。自分にとっては初のバランスドアーマーチュア機ということで音質に感動するも、大きな筐体、ケーブルを耳の上に回す耳掛け型ということもあり、着用感が良くなく使用頻度は少なかった。
4.BOSEのin-ear headphones
こちらも高校生の頃に購入。音質に関しては低音寄りのドンシャリ感強めの良くも悪くも派手な音だったが、特筆すべきはカナル型とオープン型の中間のようなそのイヤーピースの独特かつ快適なつけ心地である。いくら音質が良くても着け心地が良く無いと、音楽を聞く時間は減っちゃうし、ね。
5.KlipschのImage X10
大学生の頃に購入。オーディオ界隈で名を馳せたKlipsch社の最初期のイヤホン。お値段もグッと跳ね上がり、購入当時は確か3万円超えだったと思う。圧倒的名機。その小さくスタイリッシュな筐体からは想像できないほどの、カマボコ寄りのバランス型の美麗で違和感ない音の鳴り方、独自のイヤーピースによる最高の着け心地、本当に最高のイヤホンだった。私の中でのイヤホン沼のひとまずのゴールとして長い間使い続けたが数年前に紛失。悲しみの中に生きていたが、先日、家を大掃除した時に、棚の裏で猫によって無残に断線した姿となって発見された。合掌。
6.オーディオテクニカのATH-W1000
大学生の頃に購入。値段もかなりしたと思う。桜の木をハウジングに使っており、見た目からして極上。音質も非常に繊細で美しい高音を鳴らしてくれる...はずだが当時の私はオーディオの再生環境がそこまで整っていなかったため、この名機を100%鳴らせているとは言えなかった。結果、手放してしまったのだが、現在は生産終了しているということもあり、少し後悔している。
7.SENNHEISERのHD 25-1 Ⅱ
大学生の頃に購入。見た目は無骨そのもの。音質に関してはモニターヘッドホンということもあり基本的に原音に忠実だが、強烈で、それでいて締まった低音をしっかり鳴らしてくれるのが特徴。音場は狭め。今でもDJをするときは現役でガンガン元気に鳴らし続けてくれている。非常に愛着のある一機。
8.BOSEのSoundTrue Ultra in-ear headphones
先述したKlipsch Image X10を失くしてしまったため代替として購入。先述したBOSE機と同様に着け心地は良いが音質は大味。いかにImage X10が素晴らしい名機であったかを思い知る結果に。本機も割とすぐに紛失してしまったため特に思い入れはありません。
9.KlipschのX12i
ということでKlipschに帰ってきてしまった。Image X10の後継機。X10と比べて若干音のレンジが広くなった?とも思うが大きな変更はなく相変わらず素晴らしい出来。ただコード途中のリモコンは取り回ししづらいので無い方が良かった...。今では有線イヤホンを使う機会はほとんど無くなってしまったが、手元に残している。
10.Beats × sacaiのBluetoothイヤホン
Bluetoothのイヤホンをちょうど所持していなかったので、音楽再生機というよりもファッションアイテムとして購入。音質は普通、取り回しもそんなに気に入ってなかったので程なく手放した。プレミア価格付いてて買った時より高く売れたのでホクホク。
11.AppleのAirPods Pro
みんな大好きAirPods Pro。音質は値段にしては「あれ?」となるが、驚くべきはノイズキャンセリングと外音取り込み機能。正直外で音楽聴く時はもうそこまで音質を気にするようなフェイズでもないかな、と思っているので、当分は必要十分なこれで行くつもり。音源もビットレートが低いSpotifyとかがメインになっちゃったし。
12.SENNHEISERのHD 650
今では上位機種も出ているが、私がオーディオ沼にはまり始めた当時、ヘッドホン界のフラッグシップ機は間違いなくこいつだった。憧れの名機。それを最近、遂に入手できたのである。音質については豊潤という他ない。素晴らしい。ゼンハイザー社が出している先述したHD 25-1 Ⅱを暴と例えるならば、このHD 650は智。これによって私は智と暴の両方を手にしたのである。光と闇が合わさって最強に見える。完。
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