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失ったもの、得たもの、欲しかったもの
きっとあなたもネガティヴな人は苦手だと思う。
失ったもの
不幸な人、悲しむ人、怒る人、傷つける人、苦しんでいる人…たくて見る人なんていない。
僕もそうだ。
誰だって自分のことで手一杯、不安や危機を感じると人はそれを避ける。
僕は事故以降荒れた。
ありとあらゆることに関して状況が悪くなり、身体も心も環境もどうにもならない日々が続いた。
たくさん取り乱して、いくらかの人は僕を避けたし、僕も人を避けた。
そこには優しさもあったろう、不信もあったろう。困らせたろう、迷惑をかけたことだろう。
不思議に思う人もいたことだろう。
理由の全てを話せはしない、でも知らない人からしたら信じられないほど落ち込んで見えたかもしれない。
僕にとって2024年というのは、それだけ「意味の深い年」だった。
去年どころか何年も前からからずっと、今年に賭けていたんだ。
それがこうなってしまった。
僕は他人からの信用以上に『自信』を失った。
得たもの
僕はこれ以上ないほどに自分を見つめ直した、他にできることがなかったんだ。
終わりたくなかった、助けてくれる人のために、期待してくれる人のために、自分が大事にしたいと思っている人のために…たくさん本を読み、ノートに書き留めて、自分のこととなぞらえてみては、また調べ直して、落ち込んで、また目を覚ましては自分を知り、理解して、悲しくなって、誇らしくなって…
これまでの人生や怪我、病、悩み、呪いにも近いそれらを全て自分でどうにかしようとした。
そんな時にでも得たものがあった。
僕は何もない人間じゃなかった。
すべて無くしたと思った後に、たくさんの大事なものが残っていた。
僕は凄まじく恵まれていたということを、絶望し切ってその後にようやく気づいた。
恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは哀しみを経て、願いに辿り着いた。
そして呪いは祈りに変わり、望みは使命に生まれ変わった。
欲しかったもの
その答えはすべて自分の中にあった。
そして今、それらを確実にものにするために
僕は、俺は動き出す。
きっとあなたも前向きなヒーローが見たいだろう?
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