【日本人なら必読?】多くの日本人の発声が悪いのは〇〇のせいだった
もうこの際なのではっきり言ってしまおうと思うのですが、
多くの日本人の発声って諸外国に比べて劣っているんですよね…
骨格の問題?とか思われた方もいるかもしれませんが、おそらくそういう問題ではないです。
むしろ間違った常識が広まっていることの方がよっぽど問題なのですが、それを抜きにしても「文化的、環境的な要因」が大きいと考えています。
今回は3点、例を上げていきます。
それらを把握することによって
日常の中で同じ現象が起きていないかな?
自分は同じような悪循環に至っていないかな?
と振り返ってもらえると、きっと上達の助けになるのかなと思います。
是非参考にしてみて下さい!
①多くの人が、声を出す時に喉頭の位置が高く、声楽的に悪い状態である
喉頭(喉仏の内側のこと)の位置が高いと気道が狭まり、声は低音の倍音を失い、浅い響きになります。
これが癖になると音程のコントロールもしづらいですし、歌ではマイナスに働くことの方が多いでしょう。
※なぜ日本人に限ってそんな発声になったのか?
近年では肺活量信仰も原因の一つだと考えられるのですが、実はもっと昔から生活に根付いた問題なのです。
例えばベルカントの本場、イタリアでは最近の建築を除けば彼らの住空間は石です。古い建物では特に音の反響が多いでしょう。そのような環境では高いキンキンした声はうるさがられるので、自然と低音での発声が求められます。
対して日本語は紙と木、土、畳などで作られて住空間が作られているので低音は建物に吸われてしまいます。
なので高い音で会話をする必要があったのです。
②土地が狭く、生活空間が狭かったため、大きな声を出す事が少なかった。
前述したように、日本人は生活空間の影響で高い音での発声を強いられていたのですが、本来人間の耳は高音の方が聴き取りやすいようにできています。
それだけでもあまり大きな声は出しづらいでしょう。
それに加えて、土地のが狭いためパーソナルスペースが狭く、小さな声で話す事が美徳のようにもされてきていたので、呼吸が浅くなり、いざ大きな声を出すと一本調子で聴きづらいものになりがちなのです。
これも宗教的な戒律が存在しない日本ならではの問題なのですが、神の目に恐れる代わりに人の目を気にします。
内なる良心より、周囲の思惑に従うような…
(字面にすると日本大嫌いな人みたいになっていますね…w)
これと同じような事が別の業界でも起こっています。
精神的な病を患っている人と病院の関係性です。
人の目、世間体を気にするゆえの不自由があります。
身体の病は心配されるのに心の病は理解されず、苦しんでいる当人は既に苦しんでいると言うのに恥ずささえも感じてしまいます。
ですが、心と体に優先順位はあるのでしょうか?
どちらも変えの聞かない大切なものではありませんか?
そして、換えが聞かないと言う点では「声」も同じです。
外科は外科医、内科は内科医、精神科が精神科医に頼るべき、何もおかしなことではありません。
声に関してはボイストレーナーです。
③言語的な特性のせいで深い呼吸が必要とされていないから
突然ですが、英語の音読苦手な方多いんじゃないですか?
日本語は各必ず子音+母音で音節がはっきりしている上、漢字や熟語があるため少ない単語数で会話が成立してしまうので一息に流れるように喋る必要ないんですよ。
対して英語は一音が短く、単語一つ欠けるだけで意味が通じなくなるほど語順が大切な上、単語一つ一つは意味が日本語ほど情報量が多くないので、ある程度流れるように話せないと意思疎通に不自由が生じるのです。
発音に関しても、咽頭が上がっていると出しづらい発音が英語にはありますが、日本語はあまり関係なく話せてしまいます。
じゃあどうすればいいの??
ボイトレ受けましょう!!
ってのがシンプルでいいんだけど、そんなに簡単でもないと思うので簡単なしゅうせう方法の提案をお一つ。
「喉仏を下げ、低音の倍音のある深い声で話す癖をつけましょう」
……声量?全く気にしないでOKです。
正しい発声を癖にすれば声量はそのうちつきます。
発音もまずは耳を鍛えていくことの方が大事ですし、喉頭を下げてあげることが発音の改善にもつながります。
では喉頭をどうやって下げいくかというところなのですが…
それこそボイストレーニングを受けることを推奨します(笑)
是非お問い合わせくださいませ。今回はここまでにします。
ありがとうございました!!
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