【継続の本当のコツ】先延ばししてしまう仕組みのお話。
昨日宣言した通り、今日は2本記事を書いていきますYoshikiです。
まずは一本目、音楽に直接関わらない話から。
継続についてのお話。
毎日記事を書くのって本当に大変なことだと思います。
続けるのは時間がかかって難しいのに、やめるのは一瞬でできてしまいますから、ふとやる気を失ってしまうとそれだけでそれまでの積み重ねを捨ててしまいがちです。
(基本的に人間は、未来への想像力が弱いんですね。)
普通にネットで検索してみると
「習慣化がコツです!!」
「1日も休まないことです!!」
「悪癖を断つことです!!!」
なんてのがよく出てくるのですが、あれらは「それができないから調べているんだよ!」という突っ込み待ちなんでしょうかね?(笑)
継続することはなぜ難しい??
そもそも何が難しいって「行動することそのもの」が難しいのですが、それについては以前、やる気の出し方に関する記事を前篇&後篇で書いたのでそちらをご覧いただけるといいのかなと思います。
そこで書いた「やる気のコントロール術」を無意識に、当たり前にできるところまで消化できるようになれば大概の「行動すること」は達成できるでしょう。
ただ、継続となると話は少し違ってきます。
あれだけではあと一押しが足りません。対症療法的だからです。
つまり、「習慣づけることの何が難しいのかを根本から知ることによって、対症療法から原因療法に切り替えてみましょう」ってことです。
大雑把だけど解説つけておきますね。
**
原因療法…根本から改善、治療。
対症療法…表面上の対処、治療。**
極端な例ですが風邪でいうところの、ウイルスを殺す治療か、熱冷まシートか、的な感じです。
そもそもなんで継続は難しいのか。
以前の記事でも書きましたが、人間はホメオスタシス(恒常性維持機能)という機能があり、人間は無意識化では現状維持を望み、変化を避けます。
「続けていない自分」の方が楽なのは、実は労力の問題じゃないんですね。
更に、エメットの法則、パーキンソンの法則というものもあります。
エメットの法則…人はギリギリまで手をつけない傾向があり、先延ばしにすると倍の時間とエネルギーを要する(第一法則)
先延ばしの原因は「まだ準備ができていない」「今は時間がない」といった完璧さへのこだわり(第二法則)
パーキンソンの法則…期限が先だと緊張感が希薄で集中せず、期限いっぱいまでかかる
どちらの法則も思い当たる節があるのではないでしょうか??
継続することに立ちはだかる壁は多くの場合、この三つが主な原因として考えられます。
ただし、これらは習性のようなものなので、意識せずに改善することは難しいです。
だから「小手先のノウハウだけではなんともならない」って言い切れるんですよね。
具体的な対処方法
ホメオスタシスついては、逆用して「未来の自分に戻る」という錯覚を使えば割となんとかなってします(笑)
「思い描いた未来の自分は、本来の自分。正しい自分なんだ」と上手く暗示をかけてしまうんです。
ゴールを鮮明にしたり、遠すぎるゴールの場合は分割して簡単にしたりしなければなりません。
あとは変化慣れしておくことです。定期的に生活習慣に変化を取り入れて行くことによって、少しづつ変化することも習慣にしてしまうということです。
エメットの法則については、先延ばししたときにかかる負荷をあらかじめ見積もっておくといいかもしれません。
人間は未来への想像力が弱いですから、具体化して明確なものにし、確実に回避しましょう。
その試算をする中で準備に必要なものも時間も逆算できるかもしれません。一石二鳥なので必ずやってみましょう(笑)
パーキンソンの法則は期限が遠いと失敗する可能性が上がるということなので、なれないうちは目標を超短期的にしましょう。
いきなり一年を目指さす、1週間、半月、1ヶ月としてもいいし、1日、2日、3日と伸ばしていってもいいわけです。
まとめ
これでも続かないのなら、継続期間の達成目標の設定が相当悪いか、日々の行動目標がよほど無理のあるものなのでしょう(笑)
初めは少しずつで良いのではないかな?
実は、私のnoteの記事も手書きの分厚いノートからネタを引き出しているのですが、そもそも私は死ぬほどノートが嫌いでした(笑)
(小中高とノートの提出できなかったし、そもそも授業中もノートなんかとっていませんでした)
あるとき思い立って勉強の仕方から勉強しなおして読書の習慣が身につき、古本を買い漁ってはルーズリーフにまとめるのが習慣になり、二年くらい経ってそれをノートに改めてまとめあげたんです。
今となってはあらゆる知識&ノウハウブックですね。
ノート嫌いだった私がまさかノートにハマるなんて思ってもみなかったw
継続のコツをしっかり身につければ何でもやれるようになります。ぜひお試しあれ。
一本目はここまで!!
ありがとうございました!!!