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DELANEY & BONNIE & FRIENDS : On Tour with Eric Clapton

もちろんリアルな時間で聴いてはいない。ただ、このジャケットかっこいいんだよね〜。
この後、クラプトンはフレンズのメンバー3人とDerek and the Dominosを結成して、あの名盤を発表する。
デラニー&ボニーのこのアルバムを聴いただけであまり知らなかったのだけれど、調べてみると、レオン・ラッセルやジョージ・ハリスン、デイヴ・メイソン、リタ・クーリッジ等の名前も関連して出てくる。
スワンプ・ロックと言われているらしいが、…
スワンプとは、沼地・湿地を意味する言葉。そんなところへズルズルと引き込まれていきそうな魅力を持ったアメリカ南部の音楽をベースとしたロックをスワンプ・ロックと 定義され、70年代前半に一大流行したジャンルということらしい。
このデラニー&ボニーやレオン・ラッセルは、その代表的ミュージシャン。また、ジョージ・ハリソンの ビートルズ解散後の初アルバム「All Things Must Pass」もスワンプ・ロックの名盤とまで言われているらしい。
ちなみに、名曲レオン・ラッセルのSuperstarは、元々Groupieという曲で、作詞・作曲はレオン・ラッセルとボニー・ブラムレットによる。ロック・ギタリストへの恋心を募らせるグルーピーを歌った歌詞で、リード・ボーカルはボニー・ブラムレットが担当。当時デラニー&ボニー&フレンズのサポート・メンバーだったエリック・クラプトンがギターを担当。YouTubeで音源確認できるが、大ヒットしたカーペンターズ版とはひと味違うブルージーな趣があってとてもいい。
Sonic Youthもカバーしているが、いかにもらしいカバーでイイって言えばいいんだけど、この曲を演る必要があったのか?とも思えるなぁ^^;;

また、アメリカン・ニューシネマのカルト的な人気のあるVanishing Pointにもデラニー&ボニーは出演していたという。再度、観て要チェック^^;
この辺りのブルースロックは、まだまだ奥が深いと思う。もうちょっと、いろいろと聴いてみなければと思うのである。

それにしても、このジャケットは格好いいなぁ。

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