映画『HOW TO BLOW UP』スタッフ&キャスト紹介
STAFF
ダニエル・ゴールドハーバーDANIEL GOLDHABER (Director, Writer, Producer)
ロサンゼルスとニューヨークを拠点にする監督、脚本家、プロデューサー。気候科学者の子供であるダニエルは高校時代から映画製作を始め、サンダンス・ドキュメンタリー『チェイシング・アイス』で編集者として働いた。その後、ハーバード大学で映像と環境研究を学び卒業。Netflixのホラー映画『カムガール』(2018)を監督し、2018年のファンタジア映画祭で最優秀初監督賞を受賞し、Filmmaker Magazineの「2018年の25人の新しい映画人」の一人に選ばれた。本作の原作を読んだ執筆パートナーのジョーダン・ショールからアイデアが持ち込まれ、その大胆なマニフェストを手がかりに、主演を務めるアリエラ・ベアラーと共同で脚本を執筆。環境問題の緊急性を鑑み、構想からわずか19ヶ月でスクリーンに命を吹き込んだ。
ジョーダン・ショールJORDAN SJOL (Writer, Executive Producer)
映画作家、メディア研究者。2018年のホラー・スリラー映画『カムガール』にストーリーエディターとして参加し、『HOW TO BLOW UP』の脚本家およびエグゼクティブプロデューサーを務めた。彼の学術研究は、メディア技術とグローバルな権力体制に幅広く焦点を当てており、彼の博士論文『Cash Flows: A Media Studies of Financial Engineering, 1958-1987』は、デジタル技術が金融化に果たす役割について検討している。現在ノースカロライナ州ダーラムに在住し、デューク大学の文学プログラムで博士号を取得する最終段階にいる。
ダニエル・ガーバーDANIEL GARBER (Editor)
ニューヨークのブルックリンを拠点にする映画作家であり、ドキュメンタリー、フィクション、実験的な作品を手がけている。主に編集者として活動しており、2017年にトライベッカ映画祭とロカルノ映画祭で初公開されたシエラ・ペッテンジルとパチョ・ヴェレスの長編ドキュメンタリー『The Reagan Show』(2017年)の編集でCinema Eye Honors賞にノミネートされた。それ以降、Netflixドキュメンタリーシリーズ『大坂なおみ』(2021年)、ランス・オッペンハイムの長編ドキュメンタリー『Some Kind of Heaven』(2020年)、そしてダニエル・ゴールドハーバーの前作『カムガール』(Fantasia Festで最優秀初監督賞受賞)の編集を手がた。Filmmaker Magazineの「インディペンデント映画の新たな才能25人」の一人に選ばれている。
テヒラ・デ・カストロTEHILLAH DE CASTRO (Director of Photography)
カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とする撮影監督。電気部門での経験を通じて映画業界に入り、照明の技術と優れた撮影監督たちとの共同作業を通じて撮影の技術を学んだのち、レイチェル・セノット主演のクィアインディ映画『Tahara』(2020年)やFilm Independent Project Involveの短編映画『Grrl Guts』(2022年)など、様々な物語のプロジェクトで撮影監督を務めた。他にもAdidas、Nike、Gucci、Coca-Cola、Mazdaなどの商業作品や、Kehlani、Leon Bridges、Summer Walker、Post Malone、Silk Sonic(Bruno Mars & Anderson .Paak)などの著名なアーティストのミュージックビデオでも撮影を担当している。
ギャヴィン・ブリヴィックGAVIN BRIVIK (Composer)
ミズーリ・カンザスシティ大学で現代クラシックと電子音楽の作曲を学び、その後ニューヨーク大学で映画とマルチメディアのための音楽作曲の修士号を取得。Society of Composers and Publishersの「注目の映画作曲家」に選ばれ、世界サウンドトラックアワードで「若手国際作曲家による最優秀作曲賞」、ASCAP Jimmy Van Heusen Film Composer Award、Alan Menken Composer Award、そしてElmer Bernstein Film Scoring Awardを受賞した。 2021年のサンダンス映画祭で初公開され、世界サウンドトラックアワードにノミネートされた『Wild Indian』や、Netflixのエミー賞ノミネート作品であるオリジナルシリーズ『不法移民として生きる』(2021年)の音楽を担当。『カムガール』の音楽も担当した。2021年の12月にbitbird RecordsとMusicBedからデビューソロアルバム「Realms and Forms」をリリースした。
CAST
アリエラ・ベアラー (Xochitl/ソチトル)
ロサンゼルス生まれで4歳から演技を始めた作家、監督、プロデューサー。Huluのオリジナルシリーズ「マーベル ランナウェイズ」(2017〜2019年)で社会活動家のガート・ヨークスを演じたことで知られている。またABCの「Rebel」(2021年)でジギーを演じ、評価の高いインディー映画『Ladyworld』(2018年)に主演した。既存の概念に挑戦する物語を伝え、ハリウッドでより包括的な環境を築き、他の人々が同様に行動するのを奨励することに専念している。本作では、共同脚本と製作も兼任した。
サッシャ・レイン (Theo/テオ)
『アメリカン・ハニー』で2016年に映画デビュー。2016年のブリティッシュ・インディペンデント映画賞の最優秀女優賞を受賞し、フィルム・インディペンデント・スピリット賞、エンパイア賞、ゴッサム賞などの多数のノミネーションを果たした。その後、2018年に同性愛矯正施設を舞台にした青春映画『ミスエデュケーション』でも高い評価を得た。続く『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』(2018年)でも同性愛者の役を演じた。トム・ヒドルトンらと共演。ほか、Amazonのイギリスシリーズ「ユートピア〜悪のウィルス」(2020年)で主演し、リブート版『ヘルボーイ』(2019年)でアリス・モナハン役、Disney+のシリーズ「ロキ」(2021〜2023年)でハンターC-20役を演じ、国際的に称賛された。ジョージア州に在住。
クリスティン・フロセス (Rowan/ローワン)
Netflixシリーズ『The Society』(2019年)のケリー・オルドリッチ役、Huluシリーズ『Looking for Alaska』(2019年)のアラスカ・ヤング役で知られる。過去に出演した『アシスタント』(2019年)」はテルライド、サンダンス、ベルリン国際映画祭で絶賛され、主役を務めたレナ・ダナムの作品『アイム・スティル・ア・バージン』は、2022年のサンダンス映画祭で初公開された。他の出演作に『シエラ・バージェスはルーザー』(2018年)『ロー・タイド』(2019年)『バーズ・オブ・パラダイス』(2021年)など。
ルーカス・ゲイジ (Logan/ローガン)
俳優/脚本家/プロデューサー。『ユーフォリア/EUPHORIA』(2019年〜)シーズン1にタイラー役で準レギュラー出演したほか、HBOの『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート』(2021年〜)に出演。FilmNationの『ゲイリーの秘密の終活』(2023年)で主演と共同脚本を務めた、。他の出演作にNetflixの「You ー君がすべてー」(2018年〜)など。
フォレスト・グッドラック (Michael/マイケル)
『レヴェナント:蘇えりし者』(2015年)でレオナルド・ディカプリオの息子を演じた。他にもルッソ兄弟が監督した『チェリー』でトム・ホランドと共演している。サッシャ・レインとは、2018年のサンダンス映画祭で初公開されて米国ドラマ部門の大賞を受賞したインディペンデント映画『ミスエデュケーション』に続く共演となる。ネイティブアメリカンの血を引くユニークなタレントを持つ。
ジェイミー・ローソン (Alisha/アリーシャ)
ジェイミー・ローソンはShowtimeのアンソロジーシリーズ「ファーストレディ」(2022年)でヴィオラ・デイヴィスと共演し、ミシェル・オバマを演じた。また、Sony/Columbiaの『ウーマン・キング 無敵の女戦士たち』(2022年)やMGM/Orionの『ティル』(2022年)に出演し、マット・リーヴスの『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022年)ではベラ・リアルを演じた。長編映画デビュー作『Farewell Amor』(2020年)は高く評価され、Varietyによって「注目すべき10人の俳優」に選ばれた。 LA TimesとVarietyは彼女を「卓越したパフォーマンスを見せたブレイクアウト・アクター」として称賛。ジュリアード音楽院から美術学士を取得し、ローラ・ペルズ賞を受賞。
マーカス・スクリブナー (Shawn/ショーン)
ABCのコメディシリーズ「ブラッキッシュ」(2014年〜)で、初めてシリーズレギュラー役のアンドレ・ジュニア・ジョンソンを演じ、エミー賞とゴールデングローブ賞にノミネート。放送開始から8シーズンが経ち、批評家からの称賛と数々の賞を受賞し、2015年にはピーボディ賞も受賞。エミー賞、ゴールデングローブ賞、クリティクス・チョイス賞、NAACPイメージ賞、スクリーン・アクターズ・ギルド賞にノミネートされ、NAACPイメージ賞を2度受賞した。その一方で、大学進学や声優としての活動も展開し、アニメーション映画やNetflixの作品に出演。さらに、養育児童の地位向上にも情熱を注ぎ、NFYIの理事会に参加し、養育児童への支援に対する献身から賞を受賞している。
ジェイク・ウェアリー (Dwayne/ドウェイン)
Wellsが手掛けた大ヒットTNTシリーズ「Animal Kingdom」(2016〜2022年)、アンディ・ムスキエティ
の『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019年)、ジュリア・ガーナーと共演したインディペンデント映画『Tomato Red』(2017年)、チャドウィック・ボーズマンと共演した『キングのメッセージ』(2016年)、そしてデヴィッド・ロバート・ミッチェルの評価の高いホラーセンセーション『イット・フォローズ』(2014年)など。最近では、Netflix映画『Trigger Warning』(2024年)に出演している。
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