Velthese「愛の質」
良い遊びも悪い遊びも
人並み以上にしてわかったこと
“いつ終わってもいいと思うもの”を
“いつかは終わらせたいもの”を
終わらせないと始まらないもの
ちゃんと心で別れないと出逢えないもの
手にしたいものが素敵なものであればあるほど
その分、心に空ける穴
出逢いたい人が素敵な人であればあるほど
その分、心に空ける穴
"あればいい程度のもの"
わかってるのにいまだに欲深い
「出来れば欲しい！」
「あればあるほどいい！」
「ないよりはいい！」
そんな姿勢じゃ
出逢いの数に比例して落ちてゆく 愛の質
手軽な快楽に No! と言い続けないと出逢えないモノ
何十回何百回、寂しい夜を越え続けることで、
ようやく出逢える素敵な人
何十回何百回、理想に手を伸ばし続けることで
ようやくなれる素敵な自分
寂しいままで生きる時間も必要
愛した人、愛してくれた人 笑顔と涙に教わったこと
愛せてはいても、愛し切れてはいないことに気づいた時、別れるべきは、その相手より、そんな自分
“出逢ってから変わればいい” じゃ “変わらないと出逢えないもの”に 一生出逢えない
“出逢うまで他で埋めりゃいい” じゃ 出逢えても “そんな僕を愛させたくない” と思って離れちゃう
結局人にどう愛されたいか？ と
自分をどう愛したいか？ の答えは一緒かも
まだ出逢っていない人を出逢う前から
愛し始めたいんだ
それが僕が選ぶべき愛