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ハンドメイドバイシクル展(VK-003)

まずは、フルカーボンフレームの製作を開始したのは3年前

カーボンチューブ7本


並べるとこんな感じ

まずは、製造方法方法の確立
とりあえず、ヘッドチューブは、既製のチューブを使わずオールカーボンなので、造形にチャレンジ

丸1年かけても失敗を繰り返すのみ。全く形にならない。
ロウ付けややすり掛けをやりたくなったので、フルカーボンは一度諦めダンデムバイクを製作
VK-002Tandemを楽しんだ後、再度フルカーボンフレーム製造にチャレンジ。


3D CAD設計

まずは、3D CADで全形の設計からやり直し
新たな工法も検討し、それに合わせた形状を設計

ラグのモックアップ

設計データから3Dプリンタでラグのモックアップを作り、チューブに合わせてみた。
モックアップでも、形が実際に見えると、やる気も倍増
まずは、最も大きく重要となるヘッドから製造しました。

これまた、失敗を繰り返し製造方法、型の改善を繰り返し
やっと形になりました。

やっと形になったヘッド

その後、シート集合、左右リアエンドを作り、これまた失敗改善を3,4回繰り返しなんとか製造
最後のBBは形状が複雑で苦戦し2025年年明けの正月休みでなんとか完成

完成後、すぐにアマンダ工房のジグを借り、チューブとの接着を行いました。


ジグ上で接着

ジグに載せチューブを通すと、その角度寸法でしかチューブが入らず、組むことができた。
この時点で、ハンドメイドバイシクル展まで2週間を切っている。
完全硬化を待たず、翌朝自宅に引き取り、小物付け/仕上げ作業を開始
小物(ボトルゲージ、ワイヤー穴)は3D CAD設計から開始.
フレームは、塗装まで間に合わないので、やすりで適当に仕上げスプレー缶でクリアーだけ吹いて終了。

平行して、展示用のスタンドも作製、これまたCAD設計し、3Dプリンタを休みなく働かせた。
ハンドメイドバイシクル展当日も朝2時からスタンド、フレームラベル製作、展示資料の作成を行い、展示会に間に合いました。

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