【気持ちの整理】B1リーグ第9節game1 VS佐賀バルナーズ
今シーズン初の九州ダービーとなった第9節game1。
結果はオフェンス、ディフェンスともにかみ合わず悔しい結果に終わった。
自分自身の気持ちの整理と記録のために記事にしようと思う。
今回は簡単な記事にしようと思います。
悪くはなかったゲームの入りだったけど。。
試合の入りはJBの3Pがたて続きに決まり、ボールムーブも悪くなく、オフェンスリバウンドも獲得でき、良いゲームの入りができたのではないかと感じた。要因としたはインサイドに一度ボールを入れ、佐賀のディフェンスを収縮させてからオフェンスを展開できたからであったと思う。しかしながら、ザックのショットが決まらず、徐々にインサイドにボールを入らず、相手のディフェンスにズレが生じてないまま、徐々に単調なオフェンスになっていった。それに加え、ファーストショットのミスや3Pがなかなかこなかった。
ターンオーバーでリズムを崩した2Q
1Qの後半からオフェンスの悪いリズムがターンオーバーという形になって現れはじめ、試合全体の流れが掴めなくくなり点数差がひらいていった。
オフェンスに関してはオープンスリーは積極的に狙っていこうという意識はバイウィーク以前に比べ、明らかな変化として見られたのは好印象であった。しかし、そのショットが決まっていれば展開は違っていたのかもしれないが、オープンを打って外れるのは仕方がない。シュートは水物である。
問題なのは、外がこない時の選択肢、オフェンスのオプション(バリエーション)を作れなかった点にあった。なかなか点数がとれないことが次第に焦りにつながり、ボールムーブが停滞し、佐賀のディフェンスのズレを生じさせることができないままのオフェンスになり、パスとドライブコースは読まれ、シュートは消極的になり、結果的にターンオーバーでオフェンスが終わり、佐賀に走られた。
消極的なオフェンスからのターンオーバーで流れを失った3Q
3Qも始めから2Qからの流れを変えることができず、ファールも重ね、完全に流れを佐賀にもっていかれた。追い上げたい長崎が本来やりたかった時間を使わず点数を重ねられるフリースローでの得点機会を佐賀に与えてしまったのは致命傷になってしまった。
試合には敗れたが変化もみられた長崎のスタイル
結果は残念な結果になってしまったが、この試合は長崎のバスケに変化がなかったわけではなかった。その最も大きな変化は『3Pシュートへの意識の変化』であったと思う。そのチームの変化に必死に応えようと奮闘したのは森川選手であった。成功数こそなかなか結果につながらなかったが、最後まで打ち続けたメンタルはシューターとしての意地とプライドを感じた。
あともう一つ変化を感じたのは、『インサイドへのボール供給の意識』であった。ゲームの開始からザックやJBがポストアップし、そこにボールを入れてからオフェンスを展開しようとする変化はあったと思う。なかなかインサイドから得点することはできなかったが、スミスのアイソレーションイン以外の得点のバリエーションを模索しているのではないだろうかと感じた。ここの部分でザックやJBがアタックでき、スミスとJBとの役割分担の変化がハマれば、オフェンスのバリエーションは広がっていくだろう。
積極的なオフェンスで終わる意識
今回は29点差で敗れたが、オープンシュートの意識はバイゲーム前より変化が見られたし、オフェンスリバウンドの意識を改善が見られた。結果に繋がらないとなかなか変化に気づけないものだが、確実に改善しようと試行錯誤しているのは間違いない。この点差は力の差というよりも、シュートがなかなか入らなかったこと、自分たちのバスケットでオフェンスをできなかったことにより、佐賀にリズムを掴まれたことが要因であると思う。点数は離れたが、シュートクリエイションは良いシーンも多かった。自分たちの形でオフェンスを終わり、今日はリングに嫌われてしまったが、ここぞの一本がが決まっていれば展開は違ったと思う。
しかし、まだまだ積極的にいかないといけない場面は多い。
今日以上に明日は積極的にバスケットに向かっていってくれると信じている。
点数ほどの力はない。
変化は確実にみえる。
その変化も長崎ヴェルカを応援する人には楽しんでほしい。