羊も狼もルールはある
近年、「人と違うことがしたい」という言葉をよく耳にする。多くの人がこの言葉を言っている。
「人と違うこと」とは何かを考える。
例えば、冬場にみんなで遊びに行くとする。何をするか提案している時に他の人たちは冬らしい遊びを言うが"人と違うことがしたい君"は海水浴というだろう。
次の例。通行量が多い道端に人が倒れているがみんな無視している。"人と違うことがしたい君"は倒れている人に駆け寄り、救急車を呼ぶだろう。と思いきやここでは見過ごす"人と違うことがしたい君"が多くなる。
2つ挙げた例だが、"人と違うことがしたい君"がどう悪となるかの違いが生まれる。人と違うことがしたいということはそういうことで、よって集団で生きづらくなってしまう。
"人と違うことがしたい君"はグループになれない。人と違うことがしたい集団は人と違うことがしたいよねというポリシーの下、集まったグループであるが、大勢が少数派の意見を持ち、多数派に歯向かうとデモだと思われる。
「人と違うことがしたい」という言葉の本質は、「普通の人にはわからない感覚、思考をもっていたい」だと思う。
使い分け、TPOが大切。"人と違うことがしたい君"の気持ちは持つことは自由だが、得てして生きていく上で人として周りに合わせなければならないことがいっぱいある。それを弁えて、踏まえた上で使いこなせるなら、TwitterやInstagramのプロフィールに「人と違うことがしたい」と書いてもいい。
チキン南蛮定食をたべます。