学生の時に片思いしてた子に似た女性を抱き、目が覚めた話
高校時代、高嶺の花に恋をしてました。アラサーになった今でもなお、一緒に帰れたあの日に違うアプローチをしていれば・・・とか、告白の仕方がダメすぎた(メールで突発的に告り、瞬獄殺w)とか、あの時に戻ってやり直せたらな・・・とか色々考えますが、人間誰しも過去に戻ることは、どうやっても出来ません。
それなのに人間というものは過去にすがる悲しい生き物であり、あの時にこうしていれば今はもっと違ったはず!と後悔と期待の狭間に身を置きたがります。
私は社会人の始めたて、学生だった時の夢をたまに見ることがありました。今(社会人)の自分のスペック(思考、経験値とか)で学生の身になるわけですが、不思議なことに夢の中で過去に戻っても、結果は何も変わらないんです。
去年「コーヒーが冷めないうちに」という映画を観てきましたが、それと一緒で【過去は決して変えられなかった】わけです。
あの時、出来なかったことは今の自分になっても出来ない、つまりは片思いしているあの子と一緒に帰れたあの日をやり直しても、残念な自分がそこにいたわけです。
夢から覚めて、何も変わってない自分に苦笑していました。
どうやら、世界というのは過去に興味を持たせるが、それはどう足掻いても取り戻せないように出来ているのだと悟りました。
しかし、ここで問題になるのが過去に興味を持たせるように世界は作られているということです。特に学生時代の甘くしょっぱい記憶は、心に深く刻み込まれます。2度と手に入らないものなのに、どうにかならなかったものか?と考えるように、人間の脳は出来ているようです。
大抵の男性は、そういった傷あとをずっと引きずって生きていきますが、実はこの傷って未来の情報で上書きすることが可能なんです。(私の体験談)
結局のところ、女性に付けられた傷は女性でしか治せないことを、男性は無意識に理解しています。だから、学生時代に僕(私)はモテず、いい想いが出来なかったと思っている人は、後の人生で学生時代に得られなかった分まで、いい想いをしなければならないと考えます。
ただ、現実はその思考に追いつかないが故に、過去に戻りたがります。
異性関係に対し、いい想いをするという実現をなぜ難しくしているのかと言うと、自分の生き方を過去の延長線上に描いているからです。
自分とはこう言う人間なんだ。
モテたいけど、モテないんだから仕方ない。
風俗行って、金払って女性抱いて満足する人生もよくはないけど悪くもない。
これも別に悪い人生とは思いません。
風俗に行くという目的が、日々の仕事や辛い毎日を乗り越えるガソリンになるならば、それはそれで有りでしょう。
ただ、それで過去の傷あとが癒されるのか?というと多分Noです。
・・・ということで、ここはひとつ、私の体験談を聞いて下さい。
ネトナンを利用したことで、過去の延長線上ではなく今までにない世界が見えたお話です。
私が夜を共にした17人目の女性は、ワクワクメールという老舗サイトで知り合いました。その子は嬉しいことに高校時代、片思いしていた女性に似ている素敵な子でした。
私は、この素敵な女性を高校時代に片思いした女性に重ねました。
いつも通り、彼女を最寄駅に呼び、居酒屋でお酒を飲み、自宅に誘い、その夜、当然のように彼女を抱きました。
たったそれだけの行為なのに、私の傷が癒され、心が浄化された気がしました。この瞬間、過去に囚われ生きてきた自分と、おさらばできた気がしました。
高校時代の残念な自分を救ってくれたのは、やはり女性でした。女性に勝手に付けられていた傷あとは今はもう何も感じません。本物の高嶺の花を抱いたわけではないですが、自分にとっては未来で出会えた擬似的な高嶺の花で十分だったわけです。
そもそも、こんな簡単に抱いている時点で擬似の高嶺の花でも何でもないわけですが、あの時、勝手にひとり盛り上がって、せこい夢を見させてもらったことに気付くことが出来ました。
あの時、手には届かないけど、少しでも会話したり、目が合っただけで心が踊らされた日々で良かったんだなと。
こうやって、高校時代の悪夢から目を覚まし、未来を見据える自分が作れただけでも、ネトナンをやる価値があったと心から思います。
以下、サイトではこの女性との一部始終を語っています。卑猥な表現や画像も含んでいますので、ご注意下さい。
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