渡部は渡部にやられたらしい
今朝のニュースを見た時、男性が渡部さんを不快に感じた理由No.1は「妻が佐々木希なのに」でした。
このラインで止まっている男性は是非、この記事を読み進めてほしい。
女性についても渡部さんの行動が「信じられない!」でキレて終わってる人も読んでもらえたら幸いです。
コロナの時期に多目的トイレとか女性の扱いが酷いとか色々ツッコミどころ満載なわけですが、敢えてそこは素っ飛ばして、渡部さんがなぜ不倫をしたのか?を男目線で考えてみたい。
だって、不倫の内容が汚いとか、人の道から外れているとか言っても、誰も得しないじゃないですか。そんなこと別に口にする必要はないと思うわけです。「妻が佐々木希なのに」と想う人こそ、佐々木希が好きになった渡部さんを理解してあげるべきではないかと。
で、まず渡部さんというと、世間的にはどんなイメージを持っているのかというと、、
個人的には、アンジャッシュのコントは知的な印象ですし、彼自身も見た目は清潔感があり、なんと言ってもグルメ王という素晴らしい才能がある。一方で、意外と弄られやすい性格というか、少し残念な部分が垣間見えるイメージを持っていました。
今回の記事を見てビックリしたのが、彼のイメージ=「清潔感、良き夫」という文字ばかりだったこと。言われてみれば、確かにそういった類のCMやテレビ番組でのポジションを勝ち取っていたようにも思います。
また外見と発言内容から察するに、彼は多分昔からモテる部類に入っていたと思います。
彼を一言でまとめるならば「モテ男の自信家」です。
自分の才能に己で気付き、芸能界でも成功者と呼ばれるに相応わしい人材だと思っていたことでしょう。多分これは正解で、だからこそ今、叩かれているわけです。
「自信家」にとって許せないことって何だと思いますか?
それは「お前は凄いやつだ」と世間が認めてくれないことです。自信家の中には、他者の評価など全く気にせず、我が道を行くタイプもいるかもですが、渡部さんは多分そちらではなく、他者の評価から自信を得るタイプだったのではないでしょうか。
そんな渡部さんがやってしまったことは、佐々木希と結婚してしまったこと。100人中99人が、渡部さんを羨ましがったはず。「あんな良い男をゲットできた佐々木希はラッキーだ!」なんて言ってくれた人はいなかったでしょう。。
私はこの状態の渡部さんの心情を理解できました。
学生時代、自分はそこそこ勉強が出来る方でした。それが社会に出て歳を重ねていくにつれ、努力をしなくなり、いつ間にやら後輩に追い抜かれ、給与も全然上がらない状態になっています(苦笑)
昔は勉強を教える側だったのに、今では仕事を教わるばかりで何やってんだ俺は、、とたまに凹みます。
この感情って、昔チヤホヤされていた人間ほど、色濃く現れると思うわけです。その時はその状態が当たり前だったから、何も特別な感情がなかったわけですが、いざそのメッキが剥がれると、自分の脆さに気付くのです。
もう1つは私の妻が佐々木希のように見た目も心もとても綺麗な人なんです。なので、一緒にいるだけで、周りから見ると違和感を抱くかもしれません。
私は今まで「優しそうな人」という言葉は多く掛けてもらいましたが、妻と一緒になってから、私を見て「かっこいい人」という方は誰1人いません(泣)
妻と比較した際、釣り合いが取れていないと自分でも思いますし、自身でもカッコいいなんて思いたくても思えない訳ですが、やはりたまには欲しい言葉なわけです。
渡部さんも結婚してから、この心理に近い状態に陥ってしまったのではないでしょうか。
誰もが羨む佐々木希と結婚したことで、メッキが剥がれて弱い自分が剥き出しになったのです。
また個人的な意見として書かせて頂きましたが、渡部さんは残念な部分が垣間見られます。これって何が原因なんだろう?と記事を書きながら考えていましたが、答えが分かりました。
それは生き方が芸人ではなく「〇〇かぶれ」なんです。グルメ王なのか名司会者なのかはわかりませんが、私が見る渡部さんは今でも芸人なんです。
本人はそこから脱皮して次のステージに行ったつもりかもしれませんが、世間はそうは見ておらず、このギャップが彼を狂わせてしまったようにも感じます。
つまり、渡部さん自身「もう芸人ではないんだから、俺様を児嶋さんと一緒の扱いにすんな!」って想いが絶対あったと思います。が、実際はいまだに弄られるキャラであって、実際、俺様な本人はストレスだったに違いありません。
順風満帆なように見えた渡部さんを支えていたのは、今回事件に絡んだ女性達だったのかもしれません。多目的トイレでどんなプレイがなされていたのかはわかりませんが、本人も過ちに気付きながら、でもそれでしか自信を取り戻す術が無かったと思うと、とても悲しい人間だったんじゃないかとも考えてしまいます。
佐々木希と結婚したのに何で不倫をするのか?と不思議がったり、不倫と言う行為自体が信じられないと考える方こそ、注意が必要だと思います。
誰かと一緒になるということは、相手だけではなく、周りの人間を引っ提げて、幸せにする責任を追うということです。それを渡部さんは理解していなかったのか?というと、そんなことはないはずです。
そんな人間は、あんな知的なコントは作れないし、グルメに情熱も掛けられないし、何より佐々木希が恋に落ちるはずがない!!
その理解があっても、不倫してしまったということはある種、何かに取り憑かれている、、デスノートの夜神くん状態です。
この呪縛を解いてあげる人間が周りにいなかったのか?事件が起きてから、あいつはやりそうな気がしてたとか、そんな人間だとは思わなかったという野郎は一杯いますが、本人が追い込まれている時に、助けてあげる人間がなぜ1人もいなかったのか、それが一番かわいそうに感じます。
あとは誰かと一緒になったのであれば、もう男としての生き方を捨てる覚悟が必要です。つまりモテる必要性がないわけです。
私は元より「モテる」からかけ離れた位置に存在しており、そこから苦労してやっとその片鱗をかじる所まで、到達出来ました。その結果、モテを感じれば感じるほどに自分のしょうもなさに気付き、そんな自分と結婚してくれた妻には「有難うございます」の感情しか湧き出てきません。
この「しょうもなさ」から生まれる相手への感謝の気持ちが、今となっては私の全てです。
「モテる」を知らない男性が、勢いで結婚することは絶対やめましょう。それはまだ自分のしょうもなさに気づけていませんから。