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膝(ひざ) 粉砕骨折 入院日記 Day1

想像以上の重症でした

ついた診断が
・右脛骨近位端粉砕骨折
・左鎖骨遠位端骨折
2ヶ月の入院生活とさらに4ヶ月の治療期間を要する見込み。
膝の骨折は部位的に別名「高原骨折」とも言うそうで、
元通りになるのが非常に難しいらしい。
 
診断時点では三日後にオペという予定でしたが、
終日かかるオペになるということで、オペ室の都合から10日後に延期。
腫れや内出血がもう少し治まってからのほうが良いしちょうどよいのでは?
とのコメントもあり。
後から考えると動かせない時間が長くなるほどリハビリも大変になったような気もします。
 
病院への到着時間が夕方だったため、
夕飯は持ち込み。しばらく病院食しか食べられなくなると思い、
病院近くのジャンクフードを買って堪能しました。

意外と大変だったのが入院が決まるまで:『移動』

自宅とは異なる県で骨折し、取り急ぎ近くのクリニックで診てもらったので、自宅のある県で入院した方がよいと医師からの助言なのですが、
・紹介状は書くが自宅のある県に対して病院指定では書けない
・県を跨ぐので救急車などでの移動はできない
とのことで、友人に運転してもらい妻に後部座席で支えになってもらいながら、後部座席に横向きで座って長時間移動。
足と鎖骨をやっているので、車の乗り降りも一苦労でしたが、
なんとか病院へ到着。途中トイレに行きたくならないように水分や食事もなるべく少なくしてがんばりました。
膝と一緒に鎖骨も折れているので、支える人も一苦労なんです。
簡単に両脇の下からグイっと持てないので。

意外と大変だったのが入院が決まるまで:『病院探し』

受け入れてくれる病院を見つけるまでがまた一苦労。
妻と二人でネットと電話で探しまくりましたが、
祝日だったために基本は救急扱い。
そのため、
・骨折は命に関わらないため緊急性が低いので平日になる明日以降にしてくださいと断られること数回
・大学病院はどこも、もっと重症の方の受け入れが優先されるのでといくつか違う病院名を紹介されて断られる
・紹介先やネットでは最後の砦として必ず受け入れてくれる病院なども記載があるのだが、どこもネットで見ると評判が悪い。
受け入れ先がない中で受け入れてくれたことへの家族からの感謝やお陰で生きているといった感謝はあるのだが、入院患者の口コミは最悪なものばかりでとてもじゃないが入院したくない。
 
◆最終的に・・・
県内で膝が専門、膝に強い整形外科がある病院2つに絞り連絡、
片方が確約はできませんが救急外来に来てください、診察の結果で考えますとのこと。

救急外来で

救急外来では、
紹介状見て、とりあえず今日から入院とのこと、よかったー。
ドキドキでしたが当日入院で受け入れてくれました。 
整形が有名でちゃんとした病院が空いてて受け入れてくれてホントによかった。

入院前に、
コロナ検査・心電図・肺と膝と鎖骨のレントゲンおよびCT撮影で完了。
病院としてコロナのため、面会謝絶、家族も部屋まで来れないらしい。
娘は昨夜から、なんだか冷たいというか距離をとってくる。
元気をわけてーというとなんとか握手してくれるんだけど…
まだ小さいので、こういうときの言葉を持ってないんだろうな、
教えてあげなきゃだ。
後から母親が聞いたところ、寂しい感じがして話したくなかったとのこと。
ママと仲良くすること、しばらくバイバイなことだけ伝えて、
今日はお別れ。正直寂しい。
妻も最後に一言かわしたかったんだけど気づいてくれない…
大した言葉も無く手続きに行ってしまって、このままバイバイ。
似た親子だ、肝心な俺が寂しいっちゅうねん。

ついに病室へ

6人部屋の大部屋です。
副師長のFさん。
さすが、テキパキしているのに優しい話し方。
居心地よい、荷物も全部片付けてくれた。

最後の晩餐は、前述のジャンクフード。といってもsubwayのサラダチキンにマヨネーズ足したやつ。

バーコードのバンドつけたり、病院のルールや食事のルール聞いたり、
何だかんだしてるうちにあっという間に消灯。
ルールは21時消灯、6時起床。

右足
左鎖骨

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