びるじじこ
noteでびるじじこのことを書き始める前に検索した結果。
『びるじじこ』を発行してから半年以上、特に大掛かりにはネットを使って告知したりしてこなかった。自分のSNSでも、イベントの告知はしても、雑誌そのものについての投稿はまだしていない。
インターネットを使わずに、あくまでもアンダーグラウンドでじわじわと広げていきたいと思っていた(水道の仕事も基本地中なので)。
でも最近になって考え方が変わった。
アウトサイダーになろうとして、アウトサイドに籠っているんじゃ意味がない。アウトサイダーがアウトサイドのインサイドに安住しているんじゃ、それはアウトサイドっていう名前が違う土地にいるだけで、やっていることはインサイダーと一緒じゃないか。
真のアウトサイダーになるなら、アウトサイドのアウトサイドに出なくてはいけないんじゃないか!(それはインサイドのインサイドみたいなもんじゃないか!)
気の知れた者どうしでおもしろがっているのは悪いことではないけれど、現体制へ訴えかけたい何かがあるとき、それを現体制へぶつけなくては何も起こらない。「良いね良いね」「わかるわかる」だけでは何も変わらない。
逆の立場の人たちとの対話(激突)がなくては何も始まらないんだ。
『びるじじこ』をネットに上げなかったり、書店に置いてもらおうとしなかったり、というのはあまり意味のないエゴだった。アウトサイドとかインサイドとか、メインストリームとかオルタナティブとか、気にしないでそういう概念すらひっくり返して包み込んで、やっていけばいいんだと思う。
『びるじじこ』を一目で「良いね!」と言ってくれるような人たちは、読まなくてもいいくらいだ。それよりも、いまは興味がないという人たちの潜在的な感性に投げかけてみたい。
そのためには、「わかる人にわかってもらえれば」と意地を張るのではなく、こちらから寄り添うようにして変幻自在にやっていかなければならない。
ということで、びるじじこをネットに上げ始めた。
これまでは「びるじじこ」と検索してもほとんど何も出てこなかったが、これからはこれらnoteの記事が出てくるようになるかもしれない。