わたしのからだはこの時間でできている
きのうの夜から密かに決めていた。あすの朝は喫茶店(歩いて10分くらい)へ行くぞ、と。
じぶんで淹れるコーヒーもいいんだけど、やっぱり、なんでしょうね。
急いで洗濯物を干して。ノートにペン、本を鞄に入れて元気よく出かける。
うっすら声でこんにちは〜と言って入店。いつもの席が空いているか横目でチェックして。空いているとホッとするというかで。マスターには席に着くまえに、ブラックで、と伝えておく。それからそれから。これからひとり時間がはじまるというわくわくを抑えるほうが精一杯の状態で、ふつうの顔して椅子にこしかける。
席に着くと、コーヒーがまだきていないのに、もう胸の内側からしあわせじんわりがはじまっている。そう、これが、満たされ感。
さてさて。今日はノートに思いついたことをメモしようか、それとも本を読もうか。まずは、インスタにこのいまのコーヒータイムのことをアップする。
そこには、こんなことを書いた。
"見えるものとおなじくらい、見えないものも存在していて、それはとてもだいじなことで、もっと感じていこうと思った"
説明してしまうと、わけわからなくなりそうな文章。書いたまんま、そのまんま思ったことを書く。
コーヒーカップを手に取り、ぼんやり向こうの壁を見ながらいただく。
先日行った線香体験のおすすめ記事を書こうかな。どんなふうに書いていこうか。まずはノートに思いついた気持ちをツラツラと。
特になにも完結したものはないコーヒータイム。けれど、こういう時間がいまのじぶんにはとにかく、とにかく大事なのだ。