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(大人の)熱海の暮らし方 ~熱海梅園の良さ。もっと気づいて、知って、訪れて!
ホタルを見た。
細い川の上でふわっと小さな光が浮かび、消えて、また他のところで光が浮かぶ。
木の上でぽわんと点いた光を見た瞬間、わたしの中の純情が顔を出して、「クリスマスツリーみたい!」なんてついつい口走ってしまったのだけど、近くで小学生たちが同じことを言っていて。まあ恥ずかしかった。
熱海でホタルが見れるなんて思ってもいなかった。
熱海梅園でホタルが見れるなんて、思ってもいなかった。
***
来宮駅から歩いて10分くらいのところに、熱海梅園という庭園がある。
さて、実際にどんなところかというと、
…広い庭園。
ちなみに、敷地面積は44,000㎡。具体的にイメージするために、例の、あの、東京ドーム何個分っていうのを計算しようと思ったら、換算するためのサイトがあってびっくりした。なんてきめ細やかな世の中なんだろう。
計算式に梅園の面積を入れると、なんと、
東京ドーム0.94個分だった。ええ?
負けてる。東京ドームはまさかの46,755㎡だった。なんて広いの、東京ドーム。わたしは、東京ドーム10個分の広さを誇ります、どうだ!と書きたかったのに。
それにしても、本当にそんなに広いの?東京ドーム。
ほたる鑑賞の夕べ
さて、ホタルを見たのは、6月1日から11日まで行われていた「ほたる鑑賞の夕べ」の最中のこと。
園内を流れる初川沿いにホタルが飛ぶのが見れる、エキサイティングなイベント。
わたしが訪れた週末は、ちょうど大雨の後。3月に近隣の子供たちが放流したというホタルが、悲しいことになっているのではないかと心配したけれど、幾つかのスポットではホタルの光を見ることができた。
ホタルより人の方が多いけど、それでも今やなかなか見る機会のないホタル。たとえ数十個の光しかなくても、大雨を乗り越えたのかと思うとそれだけでも嬉しく、ありがたい。(ちなみに放流したのは約5,000匹とのこと…。)
ここでの注意点は、懐中電灯を持って行った方が帰り道安心だよ、ということと、スマホの明りは、暗い中でホタルを見ている人の迷惑になるので、写真を撮るときは意識しようね、ということ。ホタルと自分を一緒に撮ろうとしてもどうせきれいには撮れないんだから、それは潔く諦めよう。
期間中、梅園に隣接している「澤田政廣記念美術館」ではナイトミュージアムを実施している日もあるということで、ホタル待ちの間に行ってみるのも一興。
展示品の彫刻も、作品と向き合う空間、建物自体も素晴らしい場所で、一見の価値ありの場所なのだ、本当に。芸術に造詣の深くないわたしでも凄みを感じる場所だったので間違いない。
ちなみに、天井のステンドグラスの下で手をつなぐと幸せになるらしいので、カップルよ急ぎたまえ。
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梅まつり
梅園というからには、一番のウリは梅。梅まつりの時期の、高台から見渡す梅の花の饗宴はそれはそれは美しい。
と信じて行った1月上旬。その時はまだ、一部の木しか満開ではなかったのだった。
早咲きから遅咲きまで、梅の木はまつりの都合には合わせてくれないので、行ったときに咲いている花をめでるスタイルになるのは仕方ない。
咲いていない木には脳内に花咲じじいを召喚して補完。
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この梅園にはなんと60種もの梅がある。
色も、咲きかたも様々。それぞれの個性を端的に表した名前がついていて、なるほどねと感心しながら見て回る。
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ところで、桃色とも桜色ともいうけど、梅色とはいわない。なんか奥ゆかしくていいなあ梅。
と思ったら、紅梅色というのはちゃんとあった。要するに、梅の色が多様すぎて、梅色だとどんな色かわからないから梅色がないだけか。あるよね、そりゃ。
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自分が気に入った花くらいは品種を覚えるのだけれど、歩きまわっているうちにすっかり忘れているのがお約束。わたしの記憶力の問題ではなく、おそらくみんなそうなると思う。
だって、お団子屋さんがでてたり、足湯があったりするのだ。熱めのお湯は寒さと歩き疲れた足に効く。ミニタオルも売っているので心の準備さえあればあとは入るだけ。
今年の梅まつりは、1月7日(土)~3月5日(日)だった。新春から、春は目いっぱい梅まつり。
ちなみに2月中旬以降が見ごろだそう。
もみじまつり
梅まつりのときには梅しかないように思えた梅園だけど、実は紅葉スポットでもある。しかも、「日本一遅い紅葉」の場所という触れ込み。
川沿いの紅葉も美しいし、落ちた葉の絨毯も見事。夕方から21時まではライトアップもされるので、写真映えがとにかく大事な世代の人の心も鷲づかみされるに違いない。
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奥の方まで歩いて行くと、滝がある。裏から落ちる水を眺められる。
人工物ではあるけれど、スリリングで楽しいスポットなので、ぜひとも奥まで行って欲しい。
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そして、その後にはやっぱり足湯につかろう。
昨年のもみじまつりは11月12日~12月4日の開催。早咲きの梅との競演も楽しめる。
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何もやっていない時期には、ただ歩いて足腰を鍛えるだけ…だと思ったら甘い。
なぜか急に現れる韓国式庭園で異国情緒に浸ることもでき。
中山晋平記念館で、昔の和風建築の粋を感じることもできる。
ちなみに中山晋平は明治から昭和にかけての作曲家。日本で幼少期を過ごした人なら「誰それ知らない」などと決して言えない人だ。
どんな曲を作曲したかというと
♪シャボン玉飛んだ~
♪母さんお肩をたたきましょう~
♪あめあめふれふれ かあさんが~
などなど。昔口ずさんだ童謡などなどたくさん。
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そう、1粒で2度も3度もおいしくて、お得なのが熱海梅園。なんと、お祭り意外の時期は入場無料。
熱海梅園、もっとメジャーになっていい場所だ。
がんばろう、熱海梅園!と勝手に梅園応援団結成(脳内限定)。
梅園の詳しい情報は、リンクのページへ。