世界一治安のいいアイスランドに学ぶ
「世界一犯罪が少ない国は?」とAIさんに聞いてみたところ
・アイスランド
・シンガポール
・スイス
・日本
・ノルウェー
とのことでしたが、日本は絶対にないと思ったので
「日本は電車で寝ることができたり盗まれたものが戻ってくるという良さは分かるけど、性犯罪とか多すぎだし治安がいいとは全く思ってない。その点踏まえて他の国を見てみるとどうですか。日本と同じくらいと言えるのか、日本より圧倒的に治安いいと言えるかでいったらどうですか。」と再度質問してみた。
そうすると、日本より圧倒的に治安がいいと言える国として
・アイスランド
・シンガポール
・ニュージーランド
が挙がりました。
特にアイスランドは世界平和度指数が毎年トップクラスということで、アイスランドがなにゆえ治安がいいのかを調べてみました。
(最近治安悪化してきてるみたいではありますが)
アイスランドの治安のよさ
性犯罪もヨーロッパの中では低水準
女性が夜1人で歩いても不安を感じにくい
治安が良い理由
・社会的な格差が少ない
教育・医療・福祉が無料もしくは低コストで「お金がないから犯罪に手を染める」状況が生まれにくい。
(高い税率でも社会福祉や公共サービスの質向上にきちんと充てられている)
富裕層と貧困層の差がほとんどなく、みんなが同じような生活水準を持っているため、強盗や詐欺といった金銭絡みの犯罪が少ない。
貧困が少ないため、生活苦による犯罪が起きにくい。
・警察が非武装(銃を持たない)
そもそも一般市民の銃所持も少なく、暴力犯罪の発生率が極めて低い。
警察の介入が必要な事件が少なく、社会全体に信頼感がある。
「警察が武装していない=市民を信用している」
・人口が少なく、監視の目が行き届く
全人口約38万人(世田谷区の人口よりも少ない)で、国全体が一つの大きなコミュニティのようなもので犯罪を起こしてもすぐに特定されやすいことが抑止力になっている。
・教育と文化が「助け合い」を重視
アイスランドの学校では、単に学力を伸ばすだけでなく、「お互いを尊重すること」「社会の一員として責任を持つこと」 をしっかり教える。
個人主義ではなく、「みんなで支え合う」文化が強く、「競争社会」というよりも「みんなで幸せになろう」という意識がある。
・女性の権利意識が高く、対策も進んでいる
セクハラやDVの相談窓口が充実していて、「泣き寝入り」するケースが少ない。
2018年には「性行為の合意に関する法律」が改正され、明確な合意がない場合は性犯罪とみなされる ようになった。
性犯罪はゼロではないが、社会全体が「被害者を守る」方向に進んでいる。
シンガポールは法律の厳しさによって強制的に治安を良くしているとAIさんが言っていました。
それに比べてアイスランドの刑罰はゆるめで、元々市民のモラルが高く
「社会の仕組みそのものが犯罪を起こさせない」
ようになっているのが特徴だそう。
人口が少ないこともかなり強く影響していると思うが、
貧困対策(最低限の生活保証)
「競争」ではじゃなく「協力」の価値を教える
犯罪が生まれにくい社会を作る
女性やマイノリティの権利を守る
のはどの国でもできるよね とのこと。
アイスランドの刑罰について
・死刑/終身刑なし
→ どんな犯罪でも 死刑や終身刑は適用されない。
最大の刑罰は 無期懲役ではなく、最長16年の懲役刑。
(特別な場合のみ20年まで延長可能)
・刑務所の環境が緩やか
→ 施設はオープンな作りで、受刑者が自由に動けることが多い。厳しい監視ではなく、社会復帰を重視。
・犯罪者の更生を重視
→ 罰を与えることよりも、犯罪者が 社会に戻れるよう支援 することがメイン。
教育や職業訓練、心理カウンセリングが充実。
ちなみに動物虐待に対する罰則は最大6ヶ月の懲役または罰金。
かなり短いけど、犯罪発生率の低さを考えるとそれが妥当なのかなぁと思う。うーん。
でも再犯率もすごく低いみたいです。
場合によっては動物の飼育禁止命令が出されて、動物を飼う権利が剥奪されることもあるということなのでこれは日本もすぐ取り入れてほしい。
制度を変えるのは時間がかかるけど、ひとりひとりの意識・認識が変われば日本の治安もよくなると思う。