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新たな寿司との出会いは。



私たちは親子で寿司好きなので、定期的に息子と回転寿司にいくのだが。
先日、ふと疑問に思ったことがある

チェーン店の元「回転寿司」屋さんを
「回転寿司」って言うの正しいの??
もう回転しなくなって長らくたつけど。。
回転しない寿司店は何て言ったらいいんだろう?
今の子供達は、なんで大人は「回転寿司」って呼ぶんだろう?どこが回転なの?って思うのかな。
「昔はお寿司が回ってたんだよー!だから回転なのー!」とかなるのかな

そんなことを考えながら
いつものチャーン店の元「回転寿司」屋さんに行った時のこと。
席に座り、さっそく注文しようとタブレットを
とり商品を選んでいると
息子が
「ママー、これなに??」と
指差した方を見ると

回転しないレーンの上に、お寿司の映像が!!

映像が回転している?というか流れている!
そこをタッチすると注文できるようになってる!

これが最新、回転寿司か!タッチパネルの映像で昔のように寿司が流れている!

ランダムに寿司が流れてきて(映像で)以前のように、今日は何があるのかなーと楽しめる!

昭和な私は、アルゴリズムで「これ好きなんでしょ?」と与えられるよりも
ふとした時に、それまで興味がなかった物やジャンルに出会う楽しさを覚えている。

まだ、学生だったころ深夜に何気につけていた
テレビで「Sex and the city」をみて衝撃を受けたり。
勉強しながら聞いていたラジオから流れてくる曲に心奪われ、勉強そっちのけでアーティストの名前をメモし。後日、それを持ってCDショップに行き棚の「AからZ」の中からアーティストを探したり。

そんな出会いで自分の世界が広がっていった記憶がある。

Amazonは最短で自分が欲しい物を提供してくれる。
もちろん便利だけど、実店舗にいってディスプレイされた商品を眺めていると思いがけない
出会いがあるものだ。
時間がかかってもそれもまた楽しみ。
私的に本は特にそうで、とくに欲しいものがなくても何か自分が知らないものを教えてくれるのではないか?と定期的に本屋に行っている。

しかし、いつのまにか「回転寿司」は回転しないのが当たり前だしタブレットで頼むようになり最短で自分が食べたいものが提供される。と思い込み
それを求めている自分がいた。
息子に「これなにー?」と言われるまで映像の存在にも気づかないぐらいだ。
いかんいかん!
多少時間はかかっても、流れてくる映像を見ながら「これ美味しそうだね!」とか「頼む?早くしないと流れちゃう!」とかそんな楽しみが息子にも私にも必要だ!!

と流れてくる映像をみていると
息子から
「ねー!早く、いくら頼んでー!」という言葉で
タブレットで即注文した私。。。
そうだよね、いつもそうだもんね。
ママが悪かった!

次回は、流れる寿司(映像)を見ながら親子で新たな寿司との出会いを楽しもうと思った日曜日。




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