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統合医療から見る真の健康 心を忘れるほど忙しい?
統合医療から見る真の健康
心を忘れるほど忙しい?
★さて、先日
医療氣功師、医療氣功師研修生の皆さんと
学会を開きました。
現在の日本では、厚生労働省のHPで
統合医療として
様々なホリスティック療法が紹介されています。
医療氣功もまた、ヨガや瞑想、漢方やアーユルヴェーダなどと並んでおります。
統合医療とは、西洋医学と組み合わせて行われる、代替医療や伝承医学ということになります。
西洋医学は、症状そのものにアプローチするという側面があり、東洋医学は症状の根源に注目し、アプローチしていくという側面があります。
とはいえ、西洋医学では治せなかった難病などが、東洋医学では解決したということは多々あるのです。
厚生労働省のページでは、
ヨガ・漢方・鍼などの療法を行った際の
症状に対し効果を表すエビデンスが掲載されています。
★東洋医学はインドでも中国でも、紀元前3000年ほど前からの伝承となります。
これらがもし不必要なものであれば、とっくに淘汰されているはずであり
ここまで引き継がれているのには、人類に必要があるということ。
今の現代医学である西洋医学は、歴史は新しいものであると思いますが
それもまた、必要があって誕生したものと思います。
病気も、時代が変われば、変わります。
その時代の人々のライフスタイルや、地球環境によってくるでしょう。
車社会が増えれば、それ相応の怪我も増える。
世界の大きな戦争がはじまったあたりから、西洋医学も進んだとおっしゃる方もいます。
必要なものは残る。
必要なものは生まれる。
その両面で考えても
統合医療という考え方に、私はしっくりきており
人の健康と、真の幸せを探求してみた先に
今の取り組みである、ヨガや医療氣功というものに
辿り着いております。
そもそも、西洋医学での治療に頼る必要がない
「健康に、幸せに生きている毎日が、当たり前」であるのが人。
それが元来である。
とはいえ、
真逆に
「生きていれば病気するのも当たり前、幸せも追い求めるもの」になっていることは
あべこべ問題です。
★先日の記事で、
日本の古来の医学とは、どんなものだったのだろう?
きっと「治す医療」ではなく
「病気にならない生き方こそが、医療」
ということが、日本においてもあったんだろう。と書きました。
※記事はこちら
日本人は、病気知らずなハズだった!?東洋医学と調和と日本のお話
https://veenaroom.fc2.net/blog-entry-445.html
現代は、みな忙しい。時間軸も昔とは違うように思います。
「忙」という字のごとく
心を忘れる。
というほどまでに生きることは、また病気を増やすものなのだと思います。
時間の忙しさだけではありません。
心配や不安、過去や未来への執着といった
思考や感情という、頭のおしゃべりにも忙しくなっている人はいるでしょう。
ヨガや呼吸法、瞑想、氣功なども
いいのはわかっているけど、それやってる時間もないしなぁ
という方も多いでしょうし
自分のサーマディな幸せな時間を持つという余裕もなかったり
食事も、今日は時間がないからコンビニや、冷凍、レトルトで。
が、日常になっている人もいると思います。
この「忙しく生きる」という流れは、もうほとんど
ピークに達しているのではないでしょうか?
行き過ぎは、歪が起こる。
人として「自然」に生きていない状態になることは
何かしらの「不調和」を引き起こすでしょう。
自然界からのサインが
既に起こっているように。
世界の流れが、これからまた変わっていきますが
ひとりひとりの生き方という点を見直すことは
重要課題だと思います。
★ヨガや氣功は修練法、思考や感情のコントロール法ではありますが
医療という健康維持の側面もあります。
今後とも、医療氣功師の皆さん、インテグラルカウンセラー・ヒーラーの皆さんで
人々の真の健康・幸せ
心と身体と魂の統括・調和については
取り組んでいきたいと思っております。
活動される皆さんの充実・発展はもちろん
それが、しいてはこの地球の調和・発展につながるものと思っております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。