見出し画像

より良いMIXを目指すためのメモ

 こんにちは。ぼいどすです。今回は大見得切った割にはカロリー低いです。いつものことですが、私は音楽歴が長いだけのアマチュアですし、あくまでも自分のやり方です。早速いってみましょう。


アレンジ段階でフラットを目指す

 これは作曲・・、打ち込み・録音が終わり、これからMIXしていくという段階です。私は音色を作り込みながら作業をしていきますので、よりフラットになりやすいというのもあります。もちろん完全にフラットでなければならないということは無いです。編成によっては、例えばボーカルとピアノではこうはなりにくいでしょう。もしその編成でスペアナがこうなっていたら高音がうるさいはず。
 逆に言えば、音作り、音色選びの時点でMIXも決まるという意識があります。

インサートするプラグインは極力少なめに

 よく言われてるセオリーではありますが、私の場合だと例えばボーカルはADPTR AUDIO SCULPT、TR5 QuadLimiter、Techivation AI-De-Esser(これはあとで目的によって入れ替えするかも)だけのことが多くなりました。マルチバンドリミッターでイコライジングとダイナミクスの抑制も済ませてしまうイメージです。

ボーカルでのシンプルな構成、もちろんその後補正することはある

 ボーカル以外だとTrackLimitに必要があればEQ、リミッターでなくクリッパー、という選び方をしていきます。シンプルイズベスト。

オーディオ化しておく

 インサートしたエフェクトも含めオーディオ化することで、マスターで使えるプラグインの負荷の余裕を稼げますね。後戻りはしづらいですが、エフェクト含めバウンスしておくと、インサートしてあったプラグインが使えなくなった場合でも再生だけはなんとかなるという副作用もあります。
 というか、MIXの下準備はここが一番時間かかりますね。

音量の基準は?

 これ、下手に書くと炎上しかねないというか、伝え方が難しいとか以前に、私の方法で下手打ってる可能性があるので今回は詳しく書きません、が、歌モノであればボーカルを基準にしていますとだけ。

マスター段

 いよいよマスタートラックです。その前に、激重プラグインを使うならバッファサイズを大きくしておきます。

 たったこれだけ。ここでも初段ADPTR AUDIO SCULPT(以前は重かったが最近軽くなった??)。アップワードはマジ神。Upwardはトランジェントに望まない影響を与えることもあるが、マスターなら問題になりにくい気がする。潰して音量稼ぐより小さい音を大きくするほうが私の場合は好きな結果になることが多い。
 もう一つ、アップワードをマスターに差すと空間系のテールが目立ってくることも少なくないので(仕組みを考えれば当然だけど)、ここでも遡って調整します。
 EQは色が付かないやつで好きなものを使えばいいと思う。DTM微課金勢ならTDR Slick EQとかがいいかな。
 Zaffreのコンプは趣味。bx_limiter TruePeakは私の場合必須。

メーター

 マスターのPostFaderに突っ込んでます。

 S1信者だけどマスターはVoxengo SPAN使ってます。リアルタイムオンリーだけどインターサンプルピークを検出することもできるし、何より慣れておくと単体のプラグインなのでDAWを超えて同じ基準で監視できる。

 その他のメータ類も使っていて、フリーのものではあるが事情により全ては公開できない(とある有料教材を参考にしたので)。

最後に

 駆け足気味でしたが最近の私のMIX事情をメモしてみました。最後に、この手順でMIXした音源をどうぞ!(高評価、チャンネル登録お願いいたします)

#MIX #プラグイン #DAW #DTM #StudioOne   #歌ってみた #宅録

いいなと思ったら応援しよう!