見出し画像

戸籍改名の道は険しいが…

普通の名前でも改名できた。元の名前はキラキラネームでもなんでもない、芸能人やアニメキャラに採用されるほど凡庸な名前だったほどの人間でも、改名できた
一方でSNSでは「改名できなかった。理不尽だ」という声もある
その人がどれだけ改名に対して真剣に取り組んだか、外部者の私は分からない。けれど当事者だった私だから言えることもある

「一体どこまで外堀を埋めて、使用実績(つまり証拠)を作って、申立書をどんな風に書いたの?」

なお、途中から情報の悪用防止の為、少額ではあるものの有料とさせていただくことをご承知願いたい


おそらく、世間からすれば改名するということは「改名したいほど変な名前」
と思われるのだろう。一昔前の、当て字にも程があると言われていた名前がそれに当てはまるのかもしれない
それらは申立書項目でいえば〝難読漢字〟として申請、更に申立書にびっしり書き込み、正当性と論理性があれば使用実績なしでも受理される(ことがある)が、こちらは稀な事例……もしくは裁判官が改名に理解のある人でないと難しいだろう
大抵は変えたい名前、『通称名』を使っているという使用実績=証拠を持っていくことが多いはずだ
ただ、それだけで改名できてしまうなら改名し放題になってしまう。では他にどんな側面で判断するか

ここから先は

2,249字

¥ 300

PayPay
PayPayで支払うと抽選でお得

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?