見出し画像

忘れられない大事な6月26日

こんにちは、バイオレットコスモスパンダです。
今回は、大切な人との思い出話を書こうと思います。

昨年の6月26日に、私が大変お世話になって、私がハンドメイド作品を販売するきっかけをくれた人がお星さまになってしまいました。
今日でその日から1年が経ちます。
大切な人とは、一緒に水引教室に習いに行ったり、趣味の話をしたりして、本格的な交流期間は短かったですが、本当にお世話になっていました。
私は水引作品の場合、色遣いが独特なのですが(良いように言えば個性的)私の周りで私のこの個性的な色遣いを理解し評価してくれたのは、唯一私の大切な人だけでした。
それもあってか、大切な人がお星さまになってから、私はショックを受けてまだ立ち直れていないのか、色遣いのスランプに陥り、最近の作品はいろんなものが似たような色の組み合わせになってしまっています。
おそらく「私の個性的な色遣いを理解できる人がいないから…」という風に思ってしまって、新たな色の組み合わせに挑戦できずにいるのかもしれません。

ハンドメイド作品を販売するきっかけをくれた

ハンドメイド作品を販売するようになって数年が経ちますが、販売のきっかけをくれたのは、その大切な人でした。
大切な人以外にも「これ売れるんじゃない?」と軽く発言する人はいましたが、本当にハンドメイド作品を販売する価値のようなものを知ってて「販売したらいいんじゃない?」って言ってくれたのは、大切な人だけだと思います。
あの当時、「ハンドメイド作品を販売か~」って思ってminneを始めてみて、なかなか売れず(そう簡単に売れたら逆に驚いてしまいますが)でも私の作品をminneなどネットショップの画面を通してではなく、直接見てくれた大切な人は「バイオレットコスモスパンダのこの作品、良いと思うよ」と言ってくれました。

思い出のチャーム

お星さまになる1年前くらいだと思いますが、私が「こういうの作ったよー♪」と作品を見せたところ、「バイオレットコスモスパンダのこの作品、すごく良いからいくつか作ってよ、私が売ってくるから」と言ってくれて、実際にいくつか作って「大切な人は作品に対して良い評価をしてくれたけど実際はどうだろう?」と気になっていたところ、「バイオレットコスモスパンダに作ってもらった作品、全部売れたよー」という嬉しい報告が入ってきました!
ネットショップや、県内のハンドメイドイベントでは全然売れなかったのに、大切な人が売ってくれたら本当に全部売れて、「やっぱり直接見ることが大事なんだな」とか「どうやって売ったのかはわからないけど、大切な人の熱意みたいなのが伝わったのかな」などいろいろ感じることがありました。

思い出のチャームと同じデザインのチャームを売ってきてくれました。

大切な人のアドバイスでリニューアルしていたチャーム

しかし…他の作家さんに「こんなの作ってみた」と見せたばかりに(!?)私がその年の7月にminneに出す準備をしていたにも関わらず、先を越され私が真似をしたような立場になってしまうため、たくさん作ってあったチャーム類は全てお蔵入りしてしまい、日の目を浴びることはありませんでした。
それだけでなく、作家仲間さんとコラボの打ち合わせしていたその他のチャーム類も出すことができなくなりました(作家仲間さん、期待させておきながらごめんなさい>_<)
そのことを大切な人は知らないのでいいのですが、その話を聞いて「何だか凄く嫌な気分になるね!」とか「めっちゃそれ悔しいんだけど!」とか「バイオレットコスモスパンダが先だったのに本当に残念だよね!」と私よりもその出来事に対して悔しがってくれたみんなありがとう!(そう言ってくれて私の気持ちをわかってもらえたことに感謝です)

このデザインのチャーム以外にイヤリングも作ってました。

最後に見せることができた作品

お星さまになる1か月前くらいに、大切な人にどうしても見せたい水引作品があり、一生懸命作って完成させて何とか見せることができました。
それが大切な人に見せた最後の作品になってしまったのですが、この作品は1番の思い出として私の中で永久的に封印することにしました。
ですので、minneなどのネットショップだけでなく、県内のイベントでも販売予定は全くありません。
最後の思い出として大切にしたいからです。
今でも時々、別の形で他の作家さんがその編み方を使って作品にして販売しているのを見たりしますが、「あぁ、私の思い出の作品の編み方だ~」と思って、悲しくなりながら視界に入ってくることがあります。
正直見ないようにしても視界に入ってくるので、実は辛かったりするのですが、私だけの編み方ではないので、「作らないで!」など言う資格はないので、自己防衛策で見ないようにしないといけないですね。

最後に見せたのはこの作品ではありませんが、
この作品と同じ編み方をした作品を最後に見せることができました。

大切な人の趣味を引き継ぐ決意をしました

前回の投稿で、Lemon Rose Pandaの由来は、樹脂粘土の作品体験で作った作品が「レモン色な黄色でバラだったから」というような内容を書いたと思うのですが、実はこの体験、軽い気持ちで参加したものではありませんでした。
実はこの樹脂粘土の体験は、現在私が受講中の教室の体験でした。
大切な人が趣味で楽しんでいた樹脂粘土での作品作り。
大切な人がお星さまになるまで、そういう趣味を持っていたことは全く知らず、お星さまになってから「こういう趣味を持ってたんだ!?」って知ったのですが、早くに知っていたら私も一緒に習ってたのに…と後悔していますが、今は「大切な人が続けたかった分、私はまだまだ足元にも及ばないくらい始めたばかりだけど、頑張って作り続けよう」と思っています。
事情を知ってると思われる樹脂粘土教室の先生は「バイオレットコスモスパンダさんに頑張ってもらわないとね」と言ってくれて、若干プレッシャーはありますが、先生の思いと大切な人が続けたかったと思う気持ちの両方を大切に、今後も頑張っていこうと思っています。

水引作品は、やはり一緒に習ってたという記憶が強いからか、今でも楽しく水引ができるときと水引が苦痛に感じる時があります。
つまみ細工などは、1度も見せたことがないので、「1回は見せたかったなぁ~」という思いから、ネットショップや県内のハンドメイドイベントでちょこっと出して「代わりに見てもらえたら…」という気持ちがあったりして、作り甲斐があります。
樹脂粘土作品に関しては、本当に1回も見せることがない…というか絶対に見せれることは不可能なので「この作品、大切な人が見たらどう言うかな?」と思いながら作っています。

今回の大切な人との思い出話はここまでです。
いつか続きを書くことがあるかもしれないので、そのときはまた読んでいただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?