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滑らかさの確認

以前に書いた、フレームレートによる滑らかさの話で
より詳しく聞きたいという意見がありましたので追記してみます。

といっても言葉だけで書くのはとりあえず今回はやめて
今後note限定でより分かりやすいように参考資料を添付するという
試みも含めてやってみます。


以前に動画にスロー編集を取り入れてアップした時に
「youtubeの機能でスロー再生はできるので無くて構いません」
というコメントを頂きました。

実は、私がアップしている動画に関しては、こちらでスロー編集したものと
youtubeの機能でスローにして再生するのでは、全く違います。

撮影しているデータ自体は、フレームレート120で撮影しているものが多いのですがyoutubeはビットレートやフレームレートの制限があり
撮影したデータをそのままアップするようなことはできません。

元データの画質やフレームを圧縮して(言い変えれば、落として劣化させ)
制限の中でアップしているのです。

4Kだと現状はフレームレートは60fpsが上限なので
4K120fpsで撮影しても上限でカットされ、60fps撮影と変わりません。
この動画を仮にyoutubeで視聴中に0.5倍速で再生すると
60fpsのものを2倍に引き伸ばしてみているので、1秒当たりのフレームは
30まで落ちた状態で観ることになります。

ですが120fpsで撮影したものを2倍のスローとして編集出力すると
スロー版の動画は1秒間に60フレームになっているわけなので
60fpsで再出力したことになり、これだとyoutubeの上限いっぱいに収まります。

つまり
・120fpsで撮影する
・youtubeにアップロードするために編集した時点で60fpsに落とす
・それを再生する際に2倍スローにすると実質視聴は30fpsに落ちる
というのが現状仕方ない仕様です。

そこで
・120fpsの撮影データを編集時にスローで出力
・スローだけど撮影時のフレームを全て使って60fpsで視聴できる
→より滑らか! ということですね

では実際の動画を参考資料に見て頂きましょう

※ 本来はここで区切る予定ですがテストなのでそのまま掲載します。



本動画は記事で触れた動画の滑らかさの比較の参考資料です。
より滑らかさの違いが分かるように、動きの速いシーンを資料にしました。

前半は4K120fpsで撮影した動画をyoutube用に60fpsに間引いて普通に出力したものです。
後半は同じ動画のフレームを間引かずに、編集時にスローにした分、実質60fpsになるようにしたものです。


前半の動画を視聴中に0.5倍速のスローで再生した時と
後半をそのままの速さで視聴した時、スローとしては同じはずなのに
滑らかさが全然違うのが分かって頂けると思います。

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