M.C.エッシャー−2
「だってエッシャーって、1898年生まれですよ?
さっきの【上昇と下降】だって1960年 リトグラフ なんで62歳の作品ですもん。パソコンが世に出回った最初って 確か『Windows95』 だったでしょ? 」
「ぅん、たぶん そぅ」
「その35年前に リトグラフやから たぶん石、もしかしたら金属板・・・ぃや多分 石にカリカリ描いて・・・・」
「ひゃぁ。。。エグいなぁ」
「恐るべき根性😂」
「ほんまやなぁ、画家ってすごいねんなぁ。。。っていうか わざわざ美術館連れてってもろたのに めっちゃ もったいないやん!!そんな眼で観てなかったし」
「ぁあ、グラフィックやって思ってはったんですもんねぇ・・・😒」
「ぁああ、もったいなー!」
「まぁ ハシビロはエッシャーさんへの愛があるから・・・❤」
「そうやな、僕もエッシャー ファンやゎ、スゴいよな🤤」
「ね、スゴいですよ⭐ で ハシビロ 好きな画がまだあるんですけど・・・」
「ぇえ、どれどれ?」
「『スコラ哲学者の恐怖の冒険』っていう本の5ページの挿絵らしいんですけど、コレ」
「ぉおお! え、なんやコレ!すごいな」
ハシビロ心の声:肖像権の都合上 載せられないので 気になる方は頑張って探して下さい🙏
「さっきの【ヤシの木】もそうですけど、白と黒だけで この世界観ですよ」
「やんな!ホンマに コレ・・・は手書きやな、これは」
「板目木版やから、手彫りですゎ」
「やな、これは グラフィックちゃうわ、ぃや これは!」
「でしょ、見れば見るほど スゴいでしょ!?」
「ぃや ちょっとコレは・・・・💦」
「。。。?」
「トリハダもんやな、1931年ってことは33歳頃の作品かぁ・・・」
「ぃやぁ、エッシャーさん ここから 無限ループの世界へと羽ばたいていかれるんです」
「なぁ、そりゃ この画力やから できることで。。。」
「ですよね、これだけ上手く描けなかったら 話にならんのでしょうね」
「そっかぁ そうやんな、版画にしても彫刻にしても とにかくデッサンなんかな」
「そうかもしれないです。やっぱり基本なんでしょうね」
「基本ができてなかったら 結局はハリボテなんやろなぁ・・・ぁあ、反省」
「?反省? どないしはったんですか?」
「ぃや ハリボテなやり方してきたなぁ、と」
「へ?どないですねん?」
「その場しのぎというか なんていうか・・・本気でやってなかったなぁって」
「そうなんですか? あちこち出張で頑張ってはるんやって思ってたんですけど」
「ぃやいゃ 僕はめっちゃ テキトーやから🤣」
「ぇええ!?」
「でも そろそろ本気で取り組む頃なんかなぁ」
「ぢゃ!本気で行きましょ!」
「? なんでハシビロちゃんが ノリノリなん?🤣」
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