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豊かすぎる自然−1
「ハシビロさんが お酒に興味持ったのっていつですかぁ?」
と例の見習い君
「ぇえ。。。いつやろ? もぅ覚えてないゎ・・・遥か忘却の彼方やゎ😁」
「そんな前ですか?」
「ぅ ゔん・・・」
「?」
「ぃや えっと……もぅ時効やと思うけど」
「??時効・・・ですか?」
「ぅん………物心ついたときには 梅酒に浸かったぁる梅 食べてたし」
「え?梅酒の梅?」
「そぅ、朝ごはんのあと おじいちゃんが必ず用意してくれてたんょ」
「へぇぇ・・・」
「その頃は 何も考えんと食べてたけど今思えばスゴイ英才教育やんなぁ…🤣」
「ですねぇ💦」
「おかげで 4歳くらいで戸棚にあった酒粕を食べてたし……」
「へ?!酒粕ぅ??😯」
「はぃ さ け か す……🤣」
「なんで酒粕?」
「ぃや そこにあったから」
「はぁぁあ?! ぃや、どんな子供ですねん」
「そんな子供でしたねぇ🤣」
「すげぇなぁ。 。 。 」
「子供の頃は すっごい山の中に住んでたから 野菜とかフルーツはそこらじゅうにあって」
「? そこらじゅうって?」
「ぃや ホンマにそこらじゅう。田んぼと畑と山と川 しかないトコやし」
「へぇぇ、そんな山の中?」
「ぅん、田んぼ 畑 山 川 以上。 他なーーーーんにも ない!🤣」
「へ? ない?」
「ない無い。なーーーーんも ない🤣🤣」
「そんなに?🤣」
「ぅん、厳密に言うと大山の麓の村なんやけど・・・ま 自然が豊かすぎるトコで😀」
「豊かすぎるって🤣」
「あけび さるなし ビワ グミの木 桃 栗 柿 なんかはフツーにその辺の勝手に取って食べてたし・・・」
「ぇえ?! なんか野生児!」
「ぅん、そうかも。トマトやキュウリも 形が悪いとか 半分虫が食ってるのとかは 勝手に食べてたし」
「ぁ、一応 形とか気にするんや🤣」
「ぅん、一応・・・売り物にできそうなのとか 人にあげるのに良さそう、みたいなの は おいといて・・・」
「なんの気遣い!?🤣」
「ん・・・作ってる人・・・とか?😁」
「🤣🤣 スゴいな、子供やのに気遣いするねんや・・・🤣」
「みんな 農家の子やからねぇ・・・😁お互いにね」
「そっかぁ。。。」
「たぶん、ハシビロはその頃から食い意地張ってたんでしょうねぇ😁」
「ぃや だからって酒粕…」
「ねぇ、なんで そこにあったんでしょう?🤣」