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豊かすぎる自然−3

「で この歳になってから その酒蔵さんとこの酒粕 買ってきて食べてみたんょ」
「ぉ、どーでした?」
「なんとなく 懐かしいカンジがしたんょね・・・」
「やっぱり 味の記憶ですか?」
「ぃやそんな立派なモンやないけど・・・なんか このカンジ!って思いながら美味しく頂きまして」
「やっぱり 軽く炙って砂糖包んで?」
「ぃやぃや チビっ子がそんな知恵ないよ! そのまま食べるねん😁」
「えぇ!? あのまま!」
「そぅ、あのまま!🤣 こどもの頃に食べたそのまま やないと 懐かしくないでしょ?」
「ぁあ そうかぁ・・・でも 酒粕をそのまま 食べる子供って・・・💦」
「まぁ、 こんな仕上がりに(えっへん) なるよね!」
「・ ・ ・ ぇっと。 。 。」
「酒ヲタク \(^o^)/ バンザイ!🤣」
「・ ・ ・ヤケクソですか😁」
「違う違う! で この酒蔵の杜氏さん 女性やねん」
「え!? 女性の杜氏さんって おるの?!」

「おるおる! 外国人の杜氏さんもおるで!」

「ぇえ!すごい!なんか日本酒ってめっちゃ保守的な世界なんかと・・・」
「まぁ、大事に守らなアカンとこ と 前進するのに変わらなアカンとこ とあるってことよな・・・」
「ぉお。。。なんか日本酒も興味出てきた〜」
「そうやで、日本人やねんから日本酒のこと ちょっとぐらい分かってなかったら 恥ずぃやん?」
「ですねぇ、日本酒・・・ちょっと頑張ろうかな」
「ぅん、ウィスキーの勉強と一緒に頑張りぃや」
「え? どっちもですかぁ?」
「できるやろ、ハシビロより若いんやから」
「ぃやぁの えっと・・・僕 そんな覚えられるかなぁ・・・アホなんですけど・・・」
「まぁ たまに自然にまみれながら勉強したら えぇやん。日本酒作ってるトコって だいたい自然豊かなトコがほとんどやから」
「そっかぁ・・・そうですよね、水がキレイなトコが絶対条件ですもんね」
「そうやで。獺祭の酒蔵見学したことあるねんけど」
「ぇええ!!獺祭!!山口の?」
「そぅそぅ、限界集落やったそうで こんな山のなかで。。。って言われるけど ハシビロにとっては 田舎のじいちゃんトコと そない変わらん😀」
「そっかぁ、水と空気がキレイなんでしょうね」
「そういぅことやろなぁ でもこの 見学に行くのに一つだけ問題があってな」
「? 問題?なんですか?」
「車でしか行かれへんトコやのに自分だけやったら 呑まれへんやん。でも何人かで行っても 誰かは呑まれへんやん・・・・」
「ぁあ、飲酒運転になるかぁ。。。💦」
「これは 悩ましい問題やねんなぁ。。。」

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