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家の中に不機嫌のイスは1個しかない
私は音声配信アプリvoicyが好きで毎日聴いています。
コラムニストの芳麗さんとその友人のぶPさんの対談で、ハッとした言葉がありました。
何度もリピートして聴いたほど、心に響いたので書き留めておきます。
チャプター3の32分前後
のぶPさんの「いつも普通の状態のお母さんでいる」
芳麗さんの「家の中に不機嫌のイスは1個しかない」(正確にはのぶPさんが「芳麗さんが前にこう言ってたじゃない?」って話をしていた)
私は家の中の不機嫌のイスに座ってふんぞり返っていた時期が長かったなぁと反省しました。
3年おきに妊娠、出産、授乳を3サイクル繰り返したため、ホルモンバランスが乱れていたり、寝不足だったこともあり、頼れる人もおらず、いつも不機嫌で不安定でした。
夫や子どもによく当たっていました。
末っ子を出産してからは丸6年経ち、私はヨガをしたり、ヨガ仲間ができたことで、随分穏やかになりました。
なので、今は私が不機嫌のイスを占領することはありません。(たぶん)
最近は我が家の不機嫌のイスには小6長男が座っていることが多いように思います。
ただ、長男の不機嫌が激しいため、それにイラッとした夫が勢いよく不機嫌のイスを奪う傾向があります。
放送の中で
「お母さんがその不機嫌のイスに座っちゃったら、思春期の子どもが座れなくなってしまう。それってすごく居心地の悪いことだと思う」
とのぶPさん。
思春期の長男が不機嫌のイスに座っているのは至極真っ当なことで、むしろそれができていて良かったってことなんだ。
私は「できるだけ普通の状態のお母さんでいる」ことを心がけて、子どもたちが不機嫌になったら「お、不機嫌のイスに座ったな!健全だね」と思いたい。
そして自分が不機嫌のイスに座ったときには、
「私は今家に1個しかない不機嫌のイスに座っているぞ」と自覚し、早めに席を立てるようになりたいです。