人の目を気にして子どもを怒ってしまった
昨日は京都の義弟の結婚式のため、義実家に帰省していました。
その義実家での夕食での出来事です。
家には夫の両親、夫の叔母夫婦、そして私の家族が集まっています。叔母夫婦には子どもがいないので、夫と義弟は我が子のように可愛がられています。
私は以前のnoteで書いたように、瞬間湯沸かし器のように子どもに怒ることは意識的にやめていました。
でも昨日は叔母や義母の目を気にして、つい怒ってしまいました。
子どもたちもばあばの家にいる、ということで浮かれているのか、後ろ盾があると思うのか、ちょっと調子に乗りがち。
怒った内容は書くのも躊躇うぐらい些細なこと。
①次男が夫に「小さいグラス取ってきて!」とちょっと偉そうに言った。正面に座っていた叔母の表情が若干強張る。
そして次男はオロナミンCを小さいグラスに注いで、溢れさせてしまった。
②長女が「お年玉を使って3700円分文房具を買ったら、後ろに並んでいた他のお客さんに『あの子、買い過ぎ』と言われた」と叔母に報告。叔母に「確かにそれは買い過ぎじゃない?」と言われ、義母にも「お金っていうもんはもっと貯めて貯めて、好きなもんを買う喜びがあるんやで!」と言われていた。
③長男と義父が将棋をしている横で、ひたすら次男が邪魔をしていた。注意してもやめない。
④次男が邪魔ばかりするので、iPadを渡そうとしたが、見当たらない!さっきまで長男が持っていたので、どこに置いたかきくと、ふざけてばかりで答えない。
私がブチ切れてしまったのは③と④
でもほんっとに大したことない。
ここまで読んでくださった奇特な方にも、なぜ私が怒ったのか伝わらないほど些細なことです。
たぶん私は「ちゃんと躾がなってない」「お母さんは何をやってるんだ?」って周りに思われているのでは?って勝手に思って、焦ってしまったんだと思います。
怒ったってちゃんとしてるってことにはならないし、むしろ逆効果なのに!!
実際、義母や叔母がどう思っていたのかはわかりません。
そもそも人がどう思っているかなんてわからないし、聞いてみたとしても答えたのが本心かどうかもわからないから、永遠にわからないんです。
そんな不確かなものやその場の空気感につられて、自分の感情がコントロールできない私は本当に未熟者だなぁと反省。
子どもたちにも後で「さっきママは気持ちがいっぱいいっぱいだったから、怒っちゃってごめんね!」と言ったら「え?怒られたっけ?なんで怒られたんだっけ?」とのこと。
気にしてないならよかったよ。
私は小さい頃、祖父母と一緒に暮らしていました。そして2人の伯母もよく来ていました。
なので、私の母はきっとその目を気にして、私たちを怒っていたんだろうな、ということが今回少し体感できました。
児童館や公共交通機関でも、怒ったところで自分の子どもは決してその行動をやめないとわかっていても、周りへのパフォーマンスのために怒らなきゃいけないことがあります。
自分軸で生きるって難しい…
でもせめて自分の家の中だけでも自分軸でいたいし、子どもたちにとっても心からくつろげる空間にしたいなと思います。
さ、家に帰りましょう。