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【作業量90%減】最小コストで最大利益を実現する段階的外注のススメ

皆様ごきげんよう、月利改善アドバイザーのミズサワです。


ようやく我が家のイベントが落ち着いてきて、残すところは今週末の幼稚園バザーのみ!


いや〜、よく頑張った。


ということで本日は「外注化」についてお話をしていきます。


アパレル中古せどりに慣れてくるにつれて、大量の商品が家の中を占拠し、リペアに撮影、出品作業に発送業務がどっしりと待っています。


仕入れる時はいいんですけどね〜、実際に家に来ると「やれる気がしねぇ…」ってなります。


これは仕入れがうまくなってきたタイミングで発生する「せどりの闇」でもあります。

本来は商品をガンガン捌けばどしどしお金が入ってくるので嬉しいはずなんですが、実際は大量の商品が目の前にあるとげんなりする矛盾が発生するのです。


私は初めて週40点仕入れができた時は、家の中が服、バッグだらけになってしまってそれを見てめちゃくちゃ落ち込みました。


マジで泣きそうだったもん。


「んもう〜無理!外注や!外注するぞ!」

とは思うものの、いざやろうとするとどこをどのくらい外注すればいいのかめっちゃ悩むし、いろんな懸念点や疑問、不安が浮かぶはず。


ええ。あなたの想像通り、私たちのような小規模でビジネスを回している人にとって外注は「諸刃の剣」であり慎重な運営が求められます。


というわけで結論、私は「段階的外注化」を推奨しています。


特に初期段階はやろうと思ったら自分でできちゃうから全部自分でやってなんだかんだワンオペが続いてるって話になりがちなので、月利に合わせてカスタマイズしていく必要性があります。

具体的には、


段階的に影響力の大きいタスクを洗い出し、


ビジネスのステージに合わせてカスタマイズする手法となります。


売上アップに伴うささげ業務の増加

私は電脳仕入れしかしないので、ネットでガンガン抜いてる時には多幸感でいっぱいなんですが、いざ実際に届いてみると凄まじい量に本当にげんなりします。


積み上がった段ボールと捌いた残骸を見て「いや、マジで無理っしょ…。」と何度も膝をつきました。


私の場合、「土日に撮影して日曜、月曜にヤフオク出品する」ルーティンを組んでいたのですが、土日は1部屋を埋め尽くす量で撮影も片付けるのも超大変。


ここにリペアも加わるとなかなか死にます笑

限界を感じる前にちょっとずつ

小規模でやっていると月100万円程度なら普通にワンオペでいけます。いけちゃうんです。(私がおすすめしている未来型分業モデルを使えば)


月利200万を安定的に稼ぐ(大体売上月800万くらい)を目標にしているのなら、最初から外注が視野に入るのだけど月100万円くらいだとワンオペでいけちゃうから困ったもんですよね〜。


だからなかなか外注しないでなんだかんだ自分でやっちゃう人って多い思う。

実際私もその一人でした。


だって、一人の方が隅々まで目を通せるから安心だし発送は基本集荷とPUDOステーションだから大してコストかかってないし、商品説明も生成AIで自動出力できるし、古物台帳も売上管理も半自動だし経理はオール税理さんだしそんなにコストかからないもん。と。


ただね、ただ。


トータルの時間を算出するとまあまあいい時間取られててぜーんぶ自分で請け負うと「新しいことをやる時間を作れない」んです。


はい、ここがポイント!

事業主の仕事を考えてみましょう。


ビジネスは同じ手法で無限に稼ぎ続けるなんてことはありえません。絶対に。


最近の話だとメルカリの規約変更やアルゴリズムの変更でいきなり死にアカウントが続出しましたよね。

メルカリ1択の人いきなり制限かかって焦ったはずだし、うまく対応できずに廃業に追い込まれる人も出たでしょう。


これはメルカリに限った話でなくプラットフォームを利用して商品を販売している人すべてに言えます。


今は稼げるけど、これがずーっと続くわけではありません。


つまり私たち事業主にとって最重要なのは、あなたにしかできない「販路の開拓」や「商材の拡大」、「販売手法の研究」に時間を使うべきなのです。


そのコア業務の時間を作るためにコストを配分していくこと=外注となります。

段階的に外注していくことが大事なんだ

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段階的外注の考え方

「よし!わかった!オラぜんぶ外注するよ!」

ちょっと待って!


いきなり写真もぜーんぶ外注なんてマジで無理。外注さんに教えるのにどれだけ時間がかかるかあなたは知りません。


媒体考えて募集して面談して、マニュアル作って、フィードバック出して、修正チェックして、繰り返しミーティングして状況を考えながら個別に成長フローをカスタマイズしてってとんでもない時間と工数を取られます。


日々の業務と外注コストが見合わないんですよね。実は。(やったことがある人はわかりますよね コソッ)


そこでおすすめなのが、段階的な外注化の導入です。


判断基準は「"あなた"の時給単価」。


時給単価は次の式で計算し、お釣りがくる場所に投下していきます。


▼時給計算式

あなたの月間営業利益÷せどりに使っている全ての時間


ここで出た数字を元に外注する領域を決定しコストを計算します。

第1段階:出品&100円値下げの外注【コスト低・効果 中】

「ググると出品の外注は危険!」と主張している記事が多いですが、実際はブラウザからのログインであれば問題ありません。
※スマホアプリから複数アカウントに切り替えてログインするとメルカリの契約違反に抵触して垢BAN対象となりますので絶対にNGです。


なので第一段階では商品の出品と100円値下げの外注をします。


内容としては画像の加工とコラージュ作成、商品説明の作成、出品、ラクマとかヤフオクに併売してるんであればそのコピー出品と毎日の100円値下げまで。


これならコストがかなり抑えられるし再現性の高いマニュアルを作れるので、難易度は低く品質も担保されるので外注初心者の方もいい練習になるかと思います。


「何だよ。出品だけかよ。」って思うじゃないですか、でもね、意外にこの出品だけの外注も侮れないし実際に頼んでみるとめちゃめちゃ時間的にも削減できますよ。


想像してみてください。1出品するのにどれだけ同じ作業を繰り返しやっているか。
コラージュ作って、フロント写真を加工して、カテゴリ選んで発送方法を選んで、出品してコピー出品して…。


1点あたり10分〜15分ぐらいかかると思いますが、これを外注すれば月100点出品してる人は16時間40分〜25時間分が浮きます。


正直、月利100万円くらいだったら出品と値下げ外注だけでも十分かと思うくらい効果が高いです。

第2段階:発送の外注【コスト中:効果 大】

次に発送の外注です。この領域はヤフオクの1スタを始めたタイミングがいいかなと思います。


理由としてはメルカリの場合は自宅集荷で対応できるけど、ヤフオクは集荷がないので実質出荷作業が必要になるためです。


1円スタートに慣れてくると毎週月曜日と火曜日に20点〜30点の出荷業務が出てくると思うんですけどこうなるといかんせん大変です。


売上は安定するんですが出荷作業がかなり重荷になってくるタイミング。


なので1円スタートに慣れてきたら発送を外注しましょう。


マジでめちゃくちゃ楽になりますよこれ。

全部経験した私から言わせると出品と発送だけで十分なんじゃないかと思います外注は。

第3段階:撮影/発送/出品の外注 【コスト大:効果 大】

最後はささげ業務全ての外注です。


一般的に外注っていうとこれを想像しますよね。外注さんに商品を送れば全てやってくれる。
「何もしなくていい。」って。


……

………


んなわけあるかい!


ここが一番教育コストがかかって、再現性が低い領域ですからね!

当然ですが、全てを任せる=その人に全てがかかってくるから期待感も大きく認識のズレやクオリティが及第点に到達しない場合はトラブルに発展しかねません。


マニュアルをどんだけ作り込んでもあなたが想像しているような結果にはならないのが実情。


また、当然ですが優秀な人材を確保しようと思ったら、格安じゃあ無理です。


あなたの考え方や文脈を読んで、実務に落とし込んで自律的に改善を行い、高いクオリティで顧客体験を実装できる人が発送込み1点/200円〜300円でやるわけないじゃん。


そんなのコンビニで働いた方がマシだって計算できるからね。


解決策としては、

  • なが〜い目で見て、ゆっくりじっくり育てる

  • ベタ付き(隣で教える)で一定期間、教える時間と環境を作る

  • コストを大きく見積もって経験がある人に頼む

  • さらにコストを大きく見積もって委託業者に頼む

となるのが一般的ですが、


私の場合、基本的には一人の人を育て上げるのではなく、


「出品外注+写真/発送外注」


のように超小規模チームを組んで回す分業体制がおすすめしています。


これだと作業が一極集中しないから、比較的スピーディに対応が可能だし、仮にどちらか一人が体調を崩したとしてもその部分だけを一次的に自分が補填すればいいのでリスクも低くなります。


また、写真の外注に関しては発送で外注契約するタイミングで「将来的に写真の依頼も考えています〜」と伝えておくといいです。

写真に関しても段階的に品質のブレが少ない、靴やアクセ、バッグなどから始めるとお互いストレスなく成長曲線を描けます。


とはいえ、外注さんってあなたの事業に張ってるわけじゃないから流動性があるんですよ。ここを勘違いしちゃいけない。


そりゃまあ、優秀な人とは一生付き合えたらいいけどさ。

【実録】超優秀な人に任せて私は失敗した

ちなみに私はなぜこういった分散化をおすすめしているかというと、実際に私は1人の超優秀な人を育て上げて全部やってもらっていました。(今考えるとめちゃくちゃコストかかった。マジでその人のためだけのロードマップ作ってたからね)


本当に商品を送るだけで全てやってくれる。

まさに私の分身であり、右腕そのもの。

夢のような状態を作っていました。


出品時の相場リサーチやテクニカルなコメント対応までも全部やってもらって、運用全般任せちゃってました。


だって一人で月500万円とか売っていたんだよ。すごいよね。
その人のおかげで私はコア業務に集中することができて、短期的に大きな成果を手にいれることができた。


だけど…、辞めてしまった。
辞めてしまったらすべての業務がわたしに降りかかってくるわけよ。


すさまじい量だった。
月末にはクレカの支払いが400万円待っている。


やるしかねえって状態にいきなりなるわけさ。


マジで死ねるんだ。

ガ・チ・で、気絶する。


だから分業なんです。


いつ誰が辞めても事業の根幹的な業務は継続できる仕組みをもっておくこと。


事業を運営していく上で属人的な外注頼みほど危ないものはないし、そこまでの教育コストはかえってきません。


やめたらゼロベースで募集、面談からスタートするしかねえんです。


属人的外注はまさに「諸刃の剣」。
強烈に事業を伸ばすものでもあるけど同時に、いなくなった瞬間潰すものでもありますから。


よ〜く覚えておくように!

まとめ

ビジネスの成長に伴う業務量の増加と共に適度に外注さんを取り入れようというお話をしました。


そしてそれは属人的でなく「仕組みで回すこと」。
あらゆる事態に対応できる息の長い運営ができます。


今回は運営側(出口)の外注分業化でしたが、せどり事業の要素をさらに分解して古物市場の入札やリペア、販路リサーチ、市場の特性判断なども代行できるので、「使い方」と「使い所」を慎重に判断して取り入れていきましょう。


事業が小さいからといってぜんぶ自分でやるのは自覚なき事業主です。
フェーズと時給で判断し業務を外注化していく意識が重要ですね!

今日は以上!
今週はバザー頑張ってくるよ!!

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