2週間で超効率よくドイツ語ゲーテ試験A2合格するための対策・攻略方法
はじめに
こんにちは!Ramawayです。
先月ドイツ語ゲーテ試験「Goethe-Zertifikat A2」を受験してきました。
A1を受けた様子も別の記事でまとめていますので、A1を受けられる方ぜひお読みいただけると嬉しいです。
A1合格できて調子に乗った私。
11月に1か月間日本へ一時帰国する予定があり、
その時に勉強すればいいや~なんて思っていたのもつかの間。
義両親家のコタツの居心地が良すぎて、毎日食べては寝てテレビ見ての繰り返し。
あっという間に1か月がたち、勉強は1秒もしませんでした。(笑)
12月7日にドイツへ戻ってきまして、試験は12月21日。
もう2週間しかない。(泣)
なんでもっと勉強しなかったんだろう…!
もう受けるの辞めたいなんて泣き言をいいながら受けてきました。
ゲーテ試験の場所も今回はDüsseldorfではなく、Bonn。
車で1時間半くらいの距離です。
当日は大雨☔
早朝から行ったのでものすごい真っ暗闇で土砂降りの中、
どうにかして車で向かいました。
結果‥‥
無事合格することができました…!(ギリッギリ)
A1と同様、参考書や学校に通わずとも
独学で無料でできる教材を使って勉強しました。
平日はフルタイムで仕事があったので、
平日の夜と土日の2週間でどうにか勉強できる範囲で合格することができたので、今回どのような対策を行ったかを記録しようと思います。
実生活でどのくらいドイツ語が
話せるようになるかというよりかは、
試験対策に特化した話になるかと思います。
A2を効率的に取りたい、
試験勉強時間が取りづらいけど、とにかく受かりたいと
考えている方向けの内容になりますので
ご留意ください。
試験結果
100点中、69点でした。(ギリッギリ)
まあ、圧倒的に勉強量足りないよな~
こうなるよな~という結果でした。(笑)
勉強時間
2週間
計 約50時間程度
(平日2.5時間、休日6.5時間)
80~90点を狙いに行くならもっと勉強時間を増やした方がいいですね。
70時間程度時間を費やせばかなり変わったかな?と思います。
Goethe-Zertifikat A2の試験内容
ゲーテの試験は、4つのパートで構成されています
「読む」(Lesen)・・・30分/25点
「聞く」(Hören)・・・30分/25点
「書く」(Schreiben)・・・30分/25点
「話す」(Sprechen)・・・15分/25点
筆記試験(Lesen/Hören/Schreiben):45点以上/75点
口頭試験(Sprechen):15点以上/25点
筆記と口頭それぞれ60パーセント以上の得点で合格です。
試験対策としてやったこと
A1と概ね対策としてやったことは変わりません。
ゲーテ試験の過去問2年分を3回解く&復習
Sprechenの口頭練習
の2つです。
A1の時は文法学習として東京外国語大学の文法モジュールを解いていましたが、今回は時間がないので割愛。
全てネットで完結しますので、無料です。
もしお時間に余裕がある方がいらしたら、
こちらの参考書は模擬試験が3年分入っているので、
一通りやるとかなり学びになると思いました。評判もかなりよくドイツ在住の日本人の方もこちらを使っている方が多い印象です。
実際に試験を受けてみての感想
Lesenがかなり難しく感じました。
語彙は過去問で出た単語だけ覚えるようにしていき、文法はほぼほぼ捨てた状態で臨んだので、全く自信がなかったです。
HörenもA1のときよりも引っかけが多い印象でした。
ただそれでもギリギリ受かることができたので、
やはり過去問を何回も繰り返すことが大切なのかなと思います。
過去問で出てきた単語や、分からない文法だけを調べるというのを
2週間繰り返すだけでも、かなり学びになりますし、問題になれるというのがより重要なのかなと思います。
SchreibenとSprechenは、A1同様完璧なフレーズでなくても、伝えようとしているかで評価されるのかなと思います。
A1よりは少々難しいですが、LesenとHörenに比べれば、こちらの方が簡単でした。
またもや私は冠詞を覚えずに行きました(笑)
疑問文と単語だけとにかく過去問から覚えて、なんとなく形になる文章を組み立てられるように練習しました。
SprechenはA1は4人でしたけど、今回は2人で臨むので話す量が増えます。
受験者同士で質問し合うので運要素もあり。
私は相手がめちゃぺらぺらなエジプト人で、
「君なんでA2受けに来た?(もっと上のレベル受ければいいじゃん…)」という感じでした。(泣)
彼が試験官とおしゃべりを楽しんでいる感じでしたので、めちゃくちゃ焦りましたし緊張しました。
相手に圧倒さず、黙らずに分からなくてもとにかく話すを徹底して臨んだら、Sprechenはなんとか8割は取ることができたので、落ち着いてとにかく話す、が一番重要なことなんだろうな~と思います。
実際の試験の様子
A1同様、受験票と試験結果の切手付きの返信用封筒を持って会場に向かいます。私はBonnの会場で受けました。
Bonnは受付で電子機器を預けないといけませんでした。
A1はDüsseldorfで受けたのですが、Düsseldorfは電子機器を預けなかったので会場によって違うのかも?
教室に案内され、席は自由でした。
音声は1番前の席にスピーカーがあり、
そこから音が流れるという感じなので、
出来るだけ前の席に座ったほうがいいと思います。
筆記試験は全部で90分という感じで、
Hörenを流す時間が決まっていました。
Lesenが割と時間が足りない配分だったのですが、Schreibenが早く終わったらその分Lesenに戻ってもう一度読み込んだりチェックする時間に充てられます。
筆記試験が全て終わったタイミングで別室に移動します。
Sprechenはパートナーが発表されて、自分の時間になるまで待機するという感じでした。
試験対策方法
「読む」(Lesen)
「聞く」(Hören)
「書く」(Schreiben)
ゲーテ試験の過去問が公式サイトに2年分掲載されていますので、そちらを3回解きました。
分からない単語や、出てきた文法は調べ、ノートに書いていきそちらを基に復習。
満点になるまで解くというのを繰り返しました。
Schreibenは過去問の回答や、翻訳サイトを使って文章を作り、
パターンを暗記しました。
Shreibenは、友人へのSMSと、かしこまった手紙の計2問が出題されました。
冒頭のあいさつと、結びのフレーズはもう決まった言い回しがあるので、そちらは丸暗記して臨みました。
友人のSMS
Hallo 〇〇,
~~~~~~~
Bis bald! 自分の名前
かしこまった手紙
女性:Sehr geehrte Frau 〇〇,
男性:Sehr geehrter Herr 〇〇,
会社、不特定多数:Sehr geehrte Damen und Herren,
~~~~~~~~~~~
Mit freundlichen Grüßen
自分の名前
「話す」(Sprechen)
実際の様子はこちらのビデオで把握しました。
なぜか私の試験の時はイントロの自己紹介がありませんでした。
自己紹介はテストに含まれないので、時間の都合上割愛したのかも?
質問はA1と似ているのですが、1文で終わらせると及第点、プラスアルファで情報を付け加えるとエクストラポイントがもらえるという採点方法だと思います。
私が行ったSprechenの対策は、A1と同じです。
過去問に出てきたテーマに沿って、こう来たらこう答えようという自分のパターンを作り、それを元に練習をしました。
パターンはあればあるほどいいので、余力があればA1の過去問のテーマも持ってきてパターン作りをしてもいいかもしれないです。
このやり方でSprechenは8割取れました。
単語帳アプリと、自分の発音チェックはA1同様
WordHolic!とiPhoneの翻訳アプリを使用しました。
本当はドイツ人の方とタンデム出来るのが理想ですね。
さいごに
いかがだったでしょうか?
なんとかA2も受けられてよかったです。
B1からは、VHSの統合コースに通おうと思っているので、
修了時にDTZを受けるか、ゲーテを受けるか、Telcを受けるか…
未定ですが、今後も引き続きドイツ語の勉強を頑張りたいと思います💪
最後までお読みいただきありがとうございました💛
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