「感動ごと噛みしめて~ウメブラ初参加レポ~」2024年1月8日の日記
ウメブラ第10回のday3を見てきた。友人を誘って、初めて現地で見てきた。
広い会場に大きい画面が2つ存在しており、その場にいる全員がこの画面を食い入るように見る。
時間にすると、10:30開始~18:30終了という、計8時間の日程だった。KENさんがもっと勝ち残ってたら19:00までいってたかも。時間の参考になれば。
辺りをキョロキョロすると、それだけで見知った顔の人が何人かいる。選手席には勝ち残った選手たち、実況席にはオムナオトさんやぱせりまんさん。各所を走り回っているわっちさんやアユハさん。アユハさんが目の前を通った時は、画面越しじゃないことの違和感から、一瞬脳がバグった。精巧な3D動画を見た時みたい。
後半から面白さはどんどん加速する。top8からは照明が暗くなり、観客席側にも緊張感が漂っていた。どっちが勝ってもおかしくない攻防に一喜一憂しながら、カルピスを飲んでいた。
やっぱり、今回の話題で挙がるとしたら、やっぱりWSFの”あcola vs KEN "になるんじゃないかな。
これね。これ。ソニックがスティーブに空後で追撃しに行って、撃墜演出が出たから「おお!」と言った直後、何故かソニックが死んでて「??????」ってなってた。周りも。そして、それを知ってたかのようにポップオフするあcola。よく字面で見かける「超えられない壁」という概念を初めて目視で確認できた気がする。
でも、私が現地で見ていて滅茶苦茶面白かったのはこれ。
これ、一分未満の短い動画だけど、情報量が多すぎる。撃墜できる瞬間が十秒に一回以上来た。特にやばいのは最大ワリオっぺのジャストシールド。……なにこれ。夢でも見てるのか……?
この試合。これが最終試合なんだけど、Gluさんのスティーブ対策が滅茶苦茶光っていたな。トロッコ、金床へのリスク付け、ブロックへの解答、ラストストックのぶっ壊しまで完璧だった。上手すぎる。
そういえば、この前に、選手入場があったんだけど、この時のあcolaさんかっこよかったな。Glutonnyも俳優みたいでめっちゃかっこいい。
これ以外にも、Glutonnyの写真はイケメンすぎるものが多い。最たるものはこれ。
かっこいいよねこれ。背景が薄い霧がかかった雨とかだと、親友が惨殺されて慟哭する主人公になりそう。
じゃあ……GFの話、しよっか……。
そもそも、私はあcolaミーヤーのカードが怖かった。私は結構平等に試合を見ていることが多いが、中でも応援している人が3人いる。それが”あcola、KEN、Tsu、の3人なのだが、中でも、あcolaさんが勝つスマブラは、このゲームの果てを感じてすごく好きだ。しかし、最近では、ミーヤーさんの対策がめちゃくちゃ練られていて、あcolaさんがストレートに負けることも多かった。その度に王者としてのプレッシャーと、段々と追いつかれてくる心労を想い、とても不安に思っていた。
それが、こうなった。
いや、これ良すぎるよ!!!!!!!!!!!
今まで、王者でいる責任に押しつぶされそうになっていた彼が、自ら『王者』と口にして、名実ともに返り咲く。こんなに美しい話があるだろうか。いや、あったとしても、これほど心が動かされただろうか。
私はこのセリフを実際に聞いたわけだが、その時の歓声を聞いて、私も続いて声を上げようとした。しかし、やめた。こういう感動は、ここで発散するべきじゃないと感じて、噛みしめたのだ。ぎゅっと濃縮させて、私の心の大事な部分に閉まっておくことにした。エンターテイメントとしてのスマブラよりも一段階上の、もっと重要な思い出に。
長々と書いたが、これで私の初ウメブラは終了した。リアルイベント、いいなぁ。五月の篝火も行きたいな。ほんとに。というか、スタッフアルバイトしようかな。もっとこのコミュニティと関わっていきたい。