コロナ・ワクチン後遺症と心筋炎・心膜炎について
新型コロナに感染したり、新型コロナワクチンを接種することによって、ごく稀に心筋炎が起こることが知られている。そして、感染とワクチンを比較すると、感染の方が14倍も心筋炎を引き起こしやすいというのが従来の医学的な見解でした。しかし、ある新研究がこの通説に疑問を投げかけています。
米国心臓協会誌『Circulation』に掲載されたオックスフォード大学の新たな研究によると、40歳未満の男性の場合、新型コロナへの感染が心筋炎を引き起こす可能性より、ワクチン接種が心筋炎を引き起こす可能性の方が4倍も高いといいます。またこれは、ワクチンによって引き起こされた心筋炎による死亡を認めた初めての研究でもあります。
今のところ、CDCはワクチンによって引き起こされた心筋炎は大抵が軽症であるとしており、死亡例を報告していません。しかし研究報告に示された数字を見る限り、少なくともある年齢層では軽症とはいえないケースも出てきています。それが若い男性やアスリートなどです。
若い男性が心筋炎・心膜炎になりやすいというデータの詳細は下記の動画からも分かります。
厚生労働省の審議会においても、ファイザー社のワクチンに比べて、モデルナ社のワクチン接種後の心筋炎や心膜炎が疑われる報告頻度に高い傾向がみられることから、10代及び20代の男性では1回目にモデルナ社ワクチンを接種した方でも、2回目の接種においてファイザー社ワクチンを選択することができるとされています。
では、なぜ若い男性にワクチン接種での心筋炎が起こる可能性が高いのでしょう?
ワクチン接種によって産生されたスパイクタンパク質は血管内をめぐり、場合により血管内壁を傷つけ血栓や出血を引き起こしたり、肝臓、脾臓、副腎、卵巣などの臓器に蓄積して悪影響を及ぼすことが知られています。ひどい場合は、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、心筋炎、大動脈解離などに罹患するとされています。
まだ学術的合意はなされていませんが、スパイクタンパク質が心臓に集まって心筋を破壊するのではないかと疑われています。若い男性やアスリートは血液のめぐりが良いという理由だけではないと思いますが、一つの要因かもしれません。
こちら、コロナ・ワクチン後遺症クリニックでイベルメクチンを取り扱っているクリニックです。ご参考まで