グルタチオンはコロナ・ワクチン後遺症の改善に効果があるのか?
皆さんは、コロナ・ワクチン後遺症の治療にグルタチオン点滴というものがあることを知っていますか?
グルタチオン点滴とは、高濃度のグルタチオンと各種ビタミン剤、ミネラルを配合した点滴のことです。グルタチオンは人間の体内に広く分布するアミノ酸が3つ結合したペプチドという化合物です。強力な抗酸化作用があるので、人間の身体を錆びつきから守ってくれる代表的な物質です。一時はアンチエイジングに効果があるとしても騒がれていました。
私達の体内のグルタチオンは一般に20代をピークに、加齢とともにその量が減少していきます。また、免疫システムにおいても重要な役割を担っており、喘息やアトピーなどのアレルギーを抑える効果もあります。更にグルタチオンには強力な「抗酸化作用」があり、酸化(老化)の原因となる活性酸素から細胞を守る役割があります。解毒作用(デトックス効果)としては、肝臓の解毒作用を助ける働きもあるので、様々な毒物を細胞外へ排出する効果もあります。
最近、新型コロナウィルス感染症の重症化と体内のグルタチオン低下が深く関連しているという論文が報告されました。新型コロナウイルスに罹った場合に、重症化するリスクとして、高齢、2型糖尿病、呼吸器疾患、がん罹患、心不全、肝疾患、免疫不全状態などが指摘されていますが、このような状態の場合、体内ではグルタチオンの欠乏が起きているようです。
そのため、新型コロナウイルスの発症予防や重症化予防としてグルタチオン補給が有効である可能性があります。また体の中のグルタチオンを増加させるには各種のビタミン剤、ミネラルの補給をするとより効果的であると言われています。
尚、ロシアの医療機関は「新型コロナウイルスの重症患者は、軽症患者に比べて、圧倒的にグルタチオン値が低い」事を発見しました。
詳しくはコチラの動画をご覧ください。
では、グルタチオンとはいったい何なのか?
グルタチオンとは「グルタミン酸」「グリシン」「システイン」というアミノ酸が3つ繋がった化合物です。では、この3つのアミノ酸はどのような働きがあるのでしょう。
・グルタミン酸
うまみ成分として有名でタンパク質を構成するアミノ酸の一種。
肌にうるおいを与え、柔らかく健やかな状態を保ちます。
・グリシン
脊髄や脳幹にもある成分で、神経伝達物質として機能することで知られている成分。魚介に多く含まれており、コラーゲンの構成に関わるアミノ酸で、肌の弾力を保つ働きがあるため化粧品や医薬品など幅広く活用されています。
・システイン
硫黄を含んだ含硫アミノ酸で食品から摂取でき、レバーや魚、鶏卵などに多く含まれている成分です。 美容効果としては主に肌を整え、健やかに保つ働きがあります。
こちら、コロナ・ワクチン後遺症クリニックでイベルメクチンを取り扱っているクリニックです。ご参考まで