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5ALAがコロナ・ワクチン後遺症に良いってホント?その仕組みについて

5-ALA(5-アミノレブリン酸)は、天然に存在するアミノ酸で、ヒトや動物、植物の細胞内で作られ、肉や魚、ワインなどの食品中にも含まれており、日々の生活の中で摂取しているアミノ酸のひとつです。高い安全性と機能性を備えていることから、すでに10 年以上前から健康食品や化粧品などに活用されてきました。

5-ALAが新型コロナウイルスに対し、強い感染抑制効果があるというその感メカニズムはどのようなものでしょうか?

もともと、5-ALAは熱帯感染症のマラリアに有効なものとして治療薬の開発が進められてきました。5-ALAが新型コロナウイルス・ワクチン後遺症に効果的と考えられる理由は4つあります。

1つは「スパイクタンパク質」への作用です。新型コロナウイルスにはスパイクタンパク質(表面に突起)が付いていますが、ここに5-ALAから生成される「ヘム」や「プロトポルフィリン」が結合し、スパイクタンパク質の表面をふさぐことで人の「受容体」への結合を防ぐというものです。

2つめはウイルスが受容体を通過してヒトの身体に侵入したとしても、5-ALAから産生されたヘムやプロトポルフィリンがスパイクタンパク質に結合し、直接ウィルスの生理的な機能を阻害し、増殖を抑えるという点。

3つめとして、5-ALAには抗炎症作用があることも分かっています。5-ALAから生成されるヘムが増えてくると、ヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)と呼ばれる酵素が生成され生体内のヘムの量を一定に保ちます。このHO-1はヘムに限らず活性酸素を検知すると大量に作り出され、生体の防御反応(抗炎症作用)を担います。免疫細胞の中でHO-1を上げることで、本来は異物を攻撃するべき免疫細胞が暴走し、生体に害を与えるような免疫の暴走「サイトカインストーム」等を抑えることが期待されています。

4つめとして、後遺症にも効果があるのではとの見方もあります。例えば、肺機能に炎症が残り、治った後も呼吸するのが苦しいという場合、5-ALAには抗炎症作用がありますので炎症の進行を抑えることや炎症そのものを抑えることが期待されます。また5-ALAは細胞のエネルギー源となる「ミトコンドリア」を活性化する作用がある為、体力の向上やメンタル面の改善にもつながるかと考えられています。

以上のように、直接作用が2つ、ホストへの作用、後遺症への作用の4つがコロナ・ワクチン後遺症に5-ALAが効果的と言われるメカニズムとして挙げられます。

こちら、コロナ・ワクチン後遺症クリニックでイベルメクチン等を取り扱っているクリニックです。ご参考まで




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