PowerCLIによるvSphere環境の情報取得
PowerCLIを使うことで、容易にvSphere環境の情報を取得することが出来ます。
ただ、オブジェクト・プロパティを操作をうまく行わなければほしい情報にたどり着けないケースがあります。
本ページでは、PowerCLIそのものよりも、オブジェクト・プロパティの扱いについて紹介します。
仮想マシンの一覧表示
Get-VM
指定した仮想マシンの情報取得
Get-VM <仮想マシン名>
Get-VM -Name <仮想マシン名>
指定したデータストアにデプロイされた仮想マシンの情報取得
プロパティとしてデータストアを指定しています
Get-VM -Datastore <データストア名>
全プロパティの取得
Get-VM <仮想マシン> | Get-Member -MemberType Properties
プロパティの抽出
Get-VM <仮想マシン> |Select-Object Name, NumCpu, VMHost, PowerState
ドット(.)を使ったプロティの抽出
$vm = Get-VM <仮想マシン名>
$vm.Name
$vm.NumCpu
$vm.VMHost.Name
コマンドの戻り値を使ったプロティの抽出
(Get-VM <仮想マシン名>).Name
(Get-VM <仮想マシン名>).NumCpu
(Get-VM <仮想マシン名>).VMHost
Viewを使った仮想マシンの情報取得
$view = Get-VM <仮想マシン名> | Get-View
$view.Config.Tools
データストアの情報をCSVに出力
Get-Datastore |export-csv -encoding default <ファイル名>