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最期まで

ステージ4の肺ガン
彼は煙草を吸わない人だった。
周りは煙草を吸う人が多かった。
NEWS ZEROにも出た事がある彼は
東北大震災でボランティアで亡くなる前まで
イラストを描いていた。
最初は僕のイラストは意味あるんだろうか?
と悩んでいながら続けていた。
ある日、携帯電話を持ってきた女性が
携帯電話の写真を見せて、この人を描いてほしいと
描き終えた後、その女性は涙を流して
ありがとうございます。
この携帯電話が壊れたら娘の写真はないんです。
これだけしかもう

その時、彼は
そうか!
僕の役目はこれだ!!

もう一度見せてください

彼が描いたのは
娘さんとその女性との絵である。

そう、彼は
亡くなった人と
生きてる人を一緒に描く事が僕の宿命だと
それからずっと続けてきた。

沖縄にいる彼は
私が沖縄に駆けつけると

ゆきちゃん!
ゆきちゃんに何か食べさせなきゃ←
え?(゚o゚;;💦
お肉を食べさせてもらっていた←

癌ですと言った時も
私はすぐに駆けつけた

最期は

みんなに会いたい
今にも死にそうな顔で投稿していたので
すぐに駆けつけた。
この時はコロナの前である。
だから逢えた。

またも
沖縄の友人に
ユキちゃんにお肉をたべさせてあげて←

彼は目がもう見えてなかった。
でも諦めてなくて
目を治す医者を探し当てたのだ

冒頭の涙の写真は彼が亡くなる直前である。
寂しがり屋で常に誰かと居る人である。
明け方に亡くなったと
救いは亡くなるまでに看護師さんがついてくれていたという。
有難い。

因みにその日私の部屋に彼は来ていたのだが
(たまに視えたり、感じたりします)
てっきり幽体離脱と思って
早く戻りなさい💢
と怒ってしまった😭

最期に挨拶に来てくれていたのだ。

人はいつ死ぬかわかりません。
どうなるかも

今は昨日生きたくても生きる事が出来なかった人の明日である。

やらない後悔より
やる後悔を

顔を見て会話をしてください。

声に全部頼らずに

face to face

感情のある
表情のある
心がある
人間なのだから

そして
笑ってみてください

笑いって伝染します
感染します。

ほっぺたが自然に上がります♫

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