幸せになる≒傷つく覚悟をもつ
幸せになると決めて早1ヶ月。
次々と試練にぶち当たる日々を送っている。
これが俗にお試しというものなのか、、。
素敵な人が現れてくれて、好きになって、告白してもらえて、幸せなはずだったのに。
その人に嫌われたくなくて、本当の自分を見せるのが怖かったり。傷つくのが怖くて、あれほど恋人という存在が欲しかったにも関わらず、急に怖くなってしまったり、だからどうお返事して良いか分からなくなったり。自己肯定感が足りなくて、相手からの好意を素直に受け取れなかったり。
恋人という存在ができると、大好きだからこそ、将来の妄想とか、期待を抱く。そして、大好きだからこそ、嫉妬や、寂しさを抱くし、依存をしてしまう。
相手に心酔すればするほど、お別れの後の虚無感が果てしなく酷い事を私は学んでしまった。だから、人を信じる事、告白を承諾することが怖くてたまらなかったんだろう。
彼は、「結婚を前提にお付き合いしましょう」と言ってくれて、すごく安心した。けど、まだ彼も私もお互いのことを理解しているとは言えないし、自己開示も終わっていない。
それでも、私はこれからあなたの事を知っていきたいという意思表示として告白に承諾した。彼が家の近くまで送ってくれて、帰路に着く。
いつものようにコートと制服を脱いで、軽くお風呂を洗ってお湯を張る。
お風呂から上がり、一息ついたタイミングで急にお付き合いが出来たんだなと実感が湧いた。
次の日の予定が早くて、起きなきゃ!と思いすぎて夜1度起きてしなった。いつもなら不安なことを無駄に考えちゃって涙が出てきたりするシーンが、あぁ、今私は恋人がいるんだなという事実が心を温めてくれて、すぐに寝付けた。
おはようとおやすみの挨拶が増えたりとか、わざわざお迎えにきてくれたりとか、そんな幸せを抱きしめていきたい。
題名を幸せになる≒傷つく覚悟を持つってしたのは、幸せだと感じるたびにすごく怖くて不安になったから。
過去の恋愛で感じた幸せ、そして別れた後に訪れる虚無感、絶望感、孤独感を心が覚えているからだろう。
次の恋愛を始める時には、相手から傷つけられる覚悟が必要なこと、そしてどれだけ自分が気をつけても相手を傷つけてしまうと認識しておくことが必要だと感じた。
ちっぽけな覚悟と大きな思いやりと愛しさを持って生きていこう。