「進撃の巨人 THE LAST ATTACK」新作エンディングに衝撃をうけました
新作エンディングに衝撃
なんと、新作エンディング (正式にはポストクレジットシーン) が追加されているので、テレビ版見たからいいやという方は要注意です。映画を観てから確認したら、配信版ではテレビ版ラストのエンドロールにある未来の映像とその後の少年の場面が無いのですね。ということは、配信版 > 放送版でエンドロールとその後を追加 > 今回の劇場版で放送版にさらに追加、ということになります。しかも、ちょっと衝撃かつ嬉しいエンディング。さらにこの先もなんかあるといいな、という余韻まで残してくれました。
何の予備知識もなく行ったので、あれあれ?という驚きのまま、とあるキャラの変わり果てた姿に衝撃を受けつつ、かっこ良くてこれは惚れるわーという仕掛け。良いですね〜。ファンなら劇場で観ないとね。本編カットもブラッシュアップして、5.1ch 音響ですし。
ここから先はまだテレビで The Final Season を見てない人にはネタバレです。
大画面だからこそ効果的な場面
月並みな表現しかできませんが、やはり巨大な骨だけの「終尾の巨人」の背中での空中戦は、テレビでは味わえない大画面スケールでこそという期待通りの迫力。音響も相まって圧倒的なカロリーにやられました。
大画面ならではの劇場効果を堪能できた場面は、巨人たちの大行進による「地鳴らし」、ハンジさんの壮絶な戦いと飛行艇の離陸、終尾の巨人の背中での攻防、超大型巨人の大爆発。ひたすら圧倒される作画の連続。
重量感や距離感の変化が劇場だからこそ体験できますが、テレビ放映時から劇場クォリティへの拘りがあったからこそだし、最高のアニメ化を果たそうという原作に対する制作者の思いの強さを感じさせます。
連続で一気に観ると
テレビでは前後編と間が空いていたものを連続で見ることと、都合2回目ということもあって、過去との行き来や記憶の話の理解もはかどりました。とはいえ濃縮された内容の連続した2時間半なので、心が食べ過ぎで動けなくなる感じがあります。
映画だけのためならここまでの作り込みは予算的に難しいでしょうから、奇跡的な劇場版になっていると言えますね。
平日の夜遅くでしたが、大きい方のグランドシネマサンシャインの Bestia 部屋 (346人) がほぼ満席。限定3週間の予定が、大人気なので期間延長になりました。
パンフレット内容が充実
Season 1-3 (1-59話) を担当した荒木哲郎監督と、The Final Season (60-94話) を担当した林祐一郎監督の対談や、監督と作画スタッフらによる場面ごとのコメンタリー的なコーナー、石川由依、梶裕貴、井上麻里奈の声優座談会、これまでの「進撃の巨人」の output のヒストリー、そして今回のエンディングの絵コンテ多数と、なぜエンディングを追加したのかの監督のコメント。