映画「きっと、うまくいく」:人生のモットーを見つける物語
時間がある夏休みに自分を見直してみて「自分に自信が持てない」「なんとなく元気が出ない」そんな時におすすめな映画を紹介したいと思います。
今回はインド映画「きっと、うまくいく」です。
知人の紹介で見たのですが、観た後に自分を信じて頑張ろうと前向きになれる作品です!
また「ボリウッド映画興味はあるけど、何を観たらいいかわからない」と言う方にも楽しめる作品だと思います。
概要
2009年公開のインド映画「きっと、うまくいく」は、インドの超難関理系大学を舞台に、型破りな自由人ランチョーと、彼を取り巻く友人たちの友情と成長を描いた、心温まる青春ドラマです。鬼学長との対立、恋、親との葛藤、様々な出来事を経験しながら、彼らは「きっと、うまくいく」という言葉を胸に、自分自身の人生と向き合っていきます。
あらすじ
舞台は、インド屈指のエリート大学ICE。学生たちは、厳しい競争の中で将来への不安を抱え、プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、日々勉学に励んでいます。そんな中、型破りな自由人ランチョーは、周囲の目を気にせず、自分のやりたいことを貫き通します。彼の型破りな行動は、時に友人たちを巻き込み、鬼学長との対立を生むこともありますが、彼の言葉や行動は、次第に周囲の人々の心を動かしていきます。
ランチョーの親友ファルハーンは、動物写真家になることを夢見ていますが、父親の反対にあい、エンジニアを目指しています。もう一人の親友ラージューは、貧しい家庭に育ち、家族の期待を背負いながら、常に不安とプレッシャーに苛まれています。彼らもまた、ランチョーとの出会いを通じて、自分自身の人生と向き合い、成長していきます。
おすすめポイント
①笑って泣ける!友情、恋愛、親子の愛...様々な形の愛に感動
「きっと、うまくいく」は、ただの青春映画ではありません。友情、恋愛、そして親子の愛...様々な形の愛が丁寧に描かれています。
親友のために体を張るランチョー、夢を諦めきれないファルハーン、家族のために自分を犠牲にするラージュー。
彼らの不器用ながらも純粋な愛の姿に、きっと観る人の心は打たれることでしょう。
笑いと涙が溢れる感動のストーリーは、観る者の心を温かく包み込んでくれます。
②型破りな主人公の魅力に惹き込まれる
主人公ランチョーは、型破りな言動で周囲を振り回しますが、彼の言葉にはいつも深い真実が隠されています。
周りの学生は将来安定した生活のため、親の期待に応えなければならないなどの理由で学業に励んでいるのがほとんどです。その背景には厳しいインドの競争社会があると思います。そんな中ランチョーは「競争ばかりの人生でいいのか?」「本当にやりたいことは何か?」と親友に問いかけます。
彼の問いかけは、私たちが忘れかけていた大切な何かを思い出させてくれます。
このセリフは自分自身でもハッとさせられました。
彼の自由な発想と行動力は、観る者に「自分らしく生きる」ことの大切さを教えてくれます。
型破りだけど、どこか憎めない...そんなランチョーの魅力に、きっとあなたも惹き込まれること間違いなしです。
③圧巻の映像美!インドの魅力が満載
インドの壮大な自然、色彩豊かな文化、そして躍動感あふれるダンスシーン...。
観る者を圧倒する映像美も、この映画の魅力の一つです。
活気あふれる街並み、美しいサリーをまとった女性たち、そして迫力満点のボリウッドダンス。流石ハリウッドに次ぐ映画大国インドと思いました。
また、本編のランチョーを探す旅では、自然豊かで荘厳なインド風景をまるで本当にインドを旅しているかのような気分を味わうことができます。
この映画を通して、インドという国の魅力を再発見できるはずです。
④「きっと、うまくいく」が教えてくれること
この映画のキーワードである「きっと、うまくいく」という言葉。
本編でランチョーが「心は臆病だから、言葉でそれを誤魔化してやればいい」と言う場面があります。それは、困難に立ち向かう勇気、そして自分自身を信じることの大切さを教えてくれます。
「結果にとらわれず、今を精一杯生きること」「自分の好きなことを追求すること」
そんなシンプルなメッセージが、私には心に響きました。
観終わった後、きっとあなたもこの言葉を胸に、前向きな気持ちになれるはずです。
まとめ
「きっと、うまくいく」は、笑って泣ける、心温まる青春ドラマです。型破りな主人公ランチョーの言葉や行動は、多くの人々に勇気と希望を与えてくれるでしょう。人生に迷っている人、夢を追いかけたい人は、ぜひこの映画を観てみてください。きっと、あなたの人生を豊かにしてくれるはずです。