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東京の家賃と物件価格とのちぐはぐ感

一極集中といわれている東京ですが、東京に住むことを考えた時に思ったことがあります。
毎日都内の会社までドアドアで30分
駅近で徒歩10分以内にはしたい
学区とかも良さげの、A学校が近くにあるところ
塾とかも通いやすく、雰囲気の良いお店も近くにある
主要な街に電車で15分程度でアクセスでき。。

これらの要望を叶える物件を買おうと思うと1億はスッと超えてくるイメージです。
ただし、この物件を借りて住もうと思った場合、狭さや古さを我慢できれば19〜30万円程度でまだ住めます。
敷金・礼金とか諸々発生はしますが、ここに私は違和感を感じたわけです。

ちなみに東京一曲集中といわれている所以ですが、数十年前の過去の流れからすると三大都市圏に流入していた状況から、東京都市にのみ流入している状況が続いているというのが私の理解です。
私が見た情報とグラフも載っているので共有します。

買うと一億、住むと数十万円の東京

東京はどういう街か、ひとそれぞれ思うところがあると思うのですが、私のイメージは仕事をする街です。
それが中心にあり、息抜きに街で楽しませてもらったり、日々ガムシャラにやるなかで時にはクリニックや病院にお世話になったりなど、そういう生活がくっついているイメージです。
毎日ぼけーっとして東京に住むことを継続できるような甘いイメージの余地は感じていません。
そして、住むためにその地域に家やマンションを買おうとなると、さらに敷居は高くなることがわかってます。
私は海外からの転入組だったのと、お金の教育はそこそこだったので、はじめて転入者の一人となった東京がまだまだお得かどうかもわかりませんでした。
いまの物件価格の上昇をみると、ありえないくらいお得ですよね。
設備の良しあし感は、時代とともにアップデートされますが、東京に住む人のほとんどの人は仕事に出ている時間が長いと思うので、立地に勝るものはないということかもしれません。

しかし、東京に新社会人として住みはじめる20代などワンルームの賃貸で始めた場合など、特に東京に住むことは難しいと感じることもないのではないでしょうか。
なかには経費を抑えた経営者も含まているかもしれませんが、それはレア中のレアの話で、ほとんどの人は労働力として、会社に社会に貢献していくことになると思います。
要は賃貸をこうした労働力の確保および、家族をもったら現実的に郊外への移動を含めた設計にもなっており、そしてまた空いた土地や空間に、新しい労働力が入ってくる。
そのようなループを感じます。
そして現代のその家族ができて、狭いマンションから広めのマンションに移る時にそこそこ条件を維持できる人たちで、労働力の主力にもなっている人たちの一部がパワーカップルと呼ばれているイメージです。

購入もしくは賃貸論争の行方

結論、買えたら買いたいけど実際生活環境を変えないために、賃貸しか選択肢がないというの現状だと思います。
だから、賃貸か購入かのお話ですが、購入を考えていないもしくはあきらめ気味な層がほとんどで、またはその生活ステージに入ってない人が実際外野に沢山いるイメージです。
購入か賃貸かの論争はもはや消えてきているのではと思ってます。
そもそも年収がついていっているのかというと、実際一部の人を除いて、当てはまらなさそうです。
だから購入の話にはならないです。
逆に食べ物、遊びなど広範囲で物価が上がっており、そして年金・保険料の支払いの上昇など、足元を削られてきているというのが実態だと思います。

ここで物件価格のように賃貸も上昇すればどうなるのか、緩やかに家賃が物件価格に追随していくのであれば、今後一部の人を除いて東京に家族で住むという選択肢はいろんな我慢が必要になってきそうです。

ちなみにここで、実際に賃料も上がっているといった上昇率の情報もあったので共有します。

https://www.homes.co.jp/cont/press/report/report_00380/

それでも東京に住みます勢

これは一定数いるというか普通にばりばり働くイメージを求めた場合、選択肢がないです。
移動の身体的な楽さと睡眠時間の確保などのバランスを考えた場合、必要経費かなと思うところもあります。
郊外や地方だと一部の業種やビジネスを除いて、制約が多く仕事中心に考えた場合は東京に住む選択肢になると思います。
または家族のことを思って、よりよい環境ということで東京を離れられないというのも大きそうです。


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