庭園ドラゴン
1.はじめに
本記事をご覧いただきありがとうございます。
大分県でエボルヴをプレイしているモカ(DFrGIROQA73gI7A)と申します。
2024年1月27日に開催されたエボルヴCS「TSUTAYA光吉店」で庭園ドラゴンを使い4-1で予選2位になる事ができました!
その際に、公式のコラムにデッキを掲載していただき反響があり回し方や採用理由が気になるという有り難いお話を聞いたので今回記事を書いてみようと思いました。
それでは、本編に移ります。
2.各カードの採用理由について
今回は上記の構築を基に各カードの採用理由の解説をしていきます。今回は見出しをつける為わかりやすくこのデッキではコスト4以下のカードを低コスト、コスト5以上のカードを高コストとさせていただきます。
3.低コストカードの採用理由
1.ブレイジングブレス
今回何枚採用するかほんとに悩んだカードです。
最初は2枚の採用でしたがこのデッキの性質上庭園で捲れてしまったら損害になるカード、しかし環境に人形エルフや簒奪ロイヤル、機械メアなど1コスに強いカードがいるデッキに対して1ターン目から何もせずに見送りたくなかったので1枚の採用となりました。覚醒してからはメイシア等の突然の負けを避けれるカードなので後半も強いカードです。
2.アンネローゼ
3枚の採用です。ブレイジングブレスと同じで序盤の除去担当です。最初は採用しておりませんでしたが1コス、2コスと動くデッキが環境に多く、また後攻をとった時に仕事をしてくれるカードということで採用になりました。最初入れてなかった理由については不採用になったカードを合わせて後程説明させていただきます。
3.竜の託宣
ドラゴン屈指の最強カード
迷う事なく最強カードです。先行2ターン目託宣、3ターン目は4PPなのでタルトマンや辻野あかりといった強い動きが可能です。基本このデッキは後半に盤面を返せるカードが多いので6ターン目でも6PPでタルトマンとセットで使いPPブーストをして次のターンに8PPサハクイエル進化イスラフィールやフラムグラス、取れない場合はバハムートで一掃等の動きも可能で後半でも腐りづらいカードです。
4.ツインプリズナーグラス、フラム
両方とも3枚の採用です。
最初の採用理由は自分がまだ、エボルヴをはじめたてという事もあり初弾の使われていないカードの効果を対戦相手の方が知らないんじゃないか?というのがきっかけでした。
効果は非常に強力で疾走を持っており墓場にフラム、グラスがいる場合相手の盤面に7ダメージを与えライフにも詰めていけるといったカードです。実際の試合でも3ターン目に倒されずに帰ってくるということが何度かあり相手の盤面を一掃してくれました。
ここまではなんとなくの採用理由でしたが庭園デッキだと更に輝きます。
3ターン目フラムを出す。引いてしまった強いカードを山に返せる、相手は放置できない。環境にいるカードだと烈火の魔弾や簒奪の蛇剣、心無き決闘でヴィクトリアが相打ちしてくる等こちらの盤面に干渉してくるので基本相手の盤面にもフォロワーは残らない事が多いです。なので今では速いデッキにも強くでれる欠かせないカードになりました。さらに使い方のワザップとして4ターン目に合体に成功した場合殴らずにターンを返すと相手はフラム=グラスを取る手段がなく何も出せずターンが返ってきて次のターンに庭園が楽々で出てきます。
4.タルトマン(タル子マン)
何でもサーチの最強カード
2枚の採用です。辻野あかりと4コスト帯で被っている事から3枚はやめて2枚の採用となりました。託宣から入れば強いカードですが4ターン目にのんびり着地は隙がデカすぎる為庭園を置く暇がそもそもなくなる。出て嬉しくはないけど庭園から出てきたらサハクイエルの相方やフラムやグラスを探せる。といった動きが可能な為2枚採用となりました。託宣からのタル子マンで余裕があれば庭園サーチ、相手が展開するようなデッキなら庭園はサーチせずにサハクイエルやサハの相方を探しにいったりPPブーストできているようならフラムやグラスを探しに行かなければいけないといった非常に使い方が難しいカードですがハマればかなりの強カードです。庭園は余裕がなければサーチはやめた方がいいです。
5.辻野あかり
3枚採用です。
可愛いし書いてある事全てが強い最強カードです。このデッキの性質上序盤が弱いので回復はかなり助かります。託宣から3ターン目に回復しながら守れるし庭園で出ても時間稼ぎに持ってこい!他にも5以上のダメージを受けたらPPブーストもう分けがわからないです。後、可愛い。
迷う事なく3枚の採用でした。
4.高コストカードの採用理由
1.鳳凰の庭園
迷う事なく3枚の採用です。
今回なんで鳳凰の庭園を使ってCSにでようとしたのか?そうです!ほーちゃんの存在が全てです。ほーちゃんを使いたい。でも、鳳凰の庭園以外は嘘のデッキな気がする。レシピがないオワタ………なら作るか‼︎これが始まりでした。デッキから枚数が減る事もあったりしましたが3枚以外は嘘と言う事に気付き自分に暗示をかけながら3枚投入になりました。
…冗談はここまでで素引きしないとキツイので3枚投入となりました。タルトマンでサーチしてもいいのですがそれよりも6ターン目の動きがこのデッキの全てなのでタルトマンではあまりサーチしたくなく素引きが前提の3枚投入です。実際のCSでも半分の試合では出すことがキツくタルトマンではサーチせずにサハクイエルやイスラフィール優先で相手のリソースが切れるまで耐えるという事がありました。個人的には相手のデッキにもよりますが盤面から次のターンに殴られてもライフが10点を切らなければ着地する気持ちでやっています。デッキの半分は着地したらボスラッシュの始まりのカードなので一枚見えた瞬間にゲームセットもかなりありました。出すタイミングはかなり重要なので「ご利用は計画的に」出せたらラッキーの気持ちでいきましょう。
2.サハクィエル
迷う事なく3枚の採用です。デッキから絶対に抜けないカードです。真っ先に手札に握っておきたいカードなのでタルトマンから呼ぶ事がかなり多いです。手にある場合は相方のニュートラルフォロワーを探しにいきます。庭園を置いた次のターンの返しサハクィエルからフラム=グラスやバハムートで相手の盤面を無かった事にできます。手から出しても強いですし庭園から出たときは手札からイスラフィールも出てきてもうお祭り騒ぎです。進化には2PP必要ですが全フォロワーに突進、指定攻撃を付与するので相手の盤面を一掃できます。
3.ピュートーン
こちらは1枚の採用カードです。
最初は2枚の採用でしたが6ターン目の動きで出す余裕がなく1枚となりました。効果は1度でも出てしまえばデッキを圧縮して庭園のガチャを確定にしてしまえるという強力なカードです。お互い遅いデッキ、最近環境で見かけるリーシェナやアミュレットビショップ、2コスナイトメアに強く出れるので1枚の採用となりました。出さなくても庭園から出るカードはデッキの半分は当たりなので割り切りが大事だと思います。
デッキからカードを抜く優先順位、①鳳凰の庭園②竜の託宣③アンネローゼ④ブレイジングブレス⑤墓場に落ちてる場合はフラムやグラス、手札にフラムやグラス1枚でもあれば合体しやすいように手札にあるカードと同じカードをデッキから引き抜きます。
4.ウロボロス
2枚の採用です。
最初は3枚の採用でしたが引きすぎてしまっても弱いカード、また1度出てしまえばもう一回くらいなら使いまわせるカードなので2枚の採用となりました。7ターン目にサハクィエルやイスラフィール、フラムやグラスがセットで揃っていない時に単体で回復と面処理をこなしてくれるカード、最高の時間稼ぎをしてくれます。また、フラム=グラスの効果条件の「フラム、グラスの両方が墓場にいる場合」を満たしたい時があるのでハンドカット役に採用しました。
5.イスラフィール
3枚迷わずゴールイン。
サハクィエルの最強の相方。庭園から出たら対戦相手が叫びます。序盤で虐めてきた相手をお母さんが吹っ飛ばしてくれます。母は偉大。このデッキは序盤にダメージを受けている事が多いので回復は本当に助かります。9PPある時でも倒されたくないのでワザとサハクィエルからだしてハンドに戻して次のターンにまた出すといった使い方をする時もあります。
6.ジェネシスドラゴン
3枚採用
気づいたら庭に住んでたボスモンスター、一度でも庭から出たら対戦相手は処理出来ずに20点吹っ飛ぶ事もかなりありました。終盤は相手のリソースが追いついていない事も多く手札から投げつけてもかなり強いカードです。序盤はかかえたらキツイ札なのでグラスで庭に帰っていただきましょう。レシピから抜く事も何度かありましたが結局フィニッシャーが足りず押し負ける事があったので3枚で安定しました。
7.バハムート
ちいかわドラゴン2枚の採用です。
進化は1枚で大丈夫です。もう1枠はイスラフィールにして貰えると助かります。持ってなかった為(泣)採用理由はリーシェナ等のアーティファクトが強いデッキやアミュレットが並ぶビショップ、また人形エルフなどの5ターン目に強い動きをされた時にサハクィエルからの全処理の回答に採用しました。他にも最後に庭園から出てきて進化して庭園破壊からのジェネシスドラゴンで相手が処理しきれず勝ちなども狙っています。みんな大好き強カードですが3枚は必要な場面がなかったので2枚となりました。
8.ヒシアケボノ
3枚の採用です。
採用理由は庭園から出てきた時に今までの事が帳消しになります。10点ヒールというだけでもヤバいのに基本スペック10.10対戦相手は処理に回らないとやばい事になります。最初は2枚の採用でしたが3枚にした方が安定した為3枚の採用となりました。人参をいれている理由は庭園から出すことがほとんどな為1コス突進で最低限の処理に回れるという事で採用となっています。みんなも聞こう、うまぴょい伝説(ヒシアケボノ)ver!
9.フラム=グラス
枠作れなくてごめん!
2枚の採用。デッキにグラスで返せるから大丈夫と思い2枚の採用でしたがあまりにも強かった。速いデッキは基本こちらの盤面に干渉せず自分の動きを貫くデッキが多いのでフラムやグラスが倒されずに帰ってきて合体して出てくる事が多かったです。正直どんなデッキにも出張してもおかしくないスペック。根元のフラムやグラスが倒されたら条件を満たすのでサハクィエルからのコンボが止まることを知らない。倒さなければ合体して出てくるのが本当にヤバい。進化ではないのでさらに周りのフォロワーが進化して攻めてくるなどどうすればいいの?というカードです。本当は3枚採用したかったカード。
4.不採用になったカード軽く紹介
1.バイヴカハ
最初は3枚採用
良い面 後半3ルックして庭園からのヒットを確定する事ができる。序盤の回復や最低限相手の盤面の処理ができる。
悪い面 先手だった場合放置されがち、2回復したところでどうにもならない、後攻だった場合進化に2PP必要な事もあり、タルトマンや辻野あかりといった強い動きとダブってしまう。
こういった理由でフラムやグラスを出して相手に触って貰う動き、また触らなければゲームエンドまで持っていける方が強いと思いフラムやグラスと交代になりました。
2.ドラゴンウォーリァー
こちらも最初は3枚の採用でした。
良い面
序盤の動き相手の面処理が非常に優秀、進化PPも1コストなので後攻を取ったさいに進化権が腐りづらい。
悪い点
他の3コスト帯や4コスト帯の強い動きと被りすぎているドラゴンウォーリァーを出す暇があるならフラムやグラス、辻野あかりやタルトマンで次に繋がる動きをした方が強い為他の動きの邪魔になりづらい2コスのアンネローゼと交代となりました。
3.ゴッドバレットゴーレム
良い点 5ターン目に庭園6ターン目帰ってきた時に庭園の効果でジェネシスドラゴンが捲れた時にリーサル。また、6ターンに手から出した時に次のターン対戦相手は放置がしづらい。
悪い点
庭園の性質上6ターンにはライフがやばい事が多くそもそも置く隙がない。その暇があるなら回復や面処理に回らないとゲームが終了してしまう為不採用となりました。交換した枠はサハクィエルやウロボロスです。
4.その他のカード
低コスト
フィルレイン、ベルエンジェル、水竜神の巫女、ナックルドラゴン、竜の怒り
高コスト
アジダハーカ、ファフニール、造られし巨像等
のカードが似たような理由で不採用となりました。
5.このデッキが目指すプレイ方針やマリガン基準
このデッキが目指している試合展開について触れておきます。まずはじめに見ないといけないデッキ、地方によって様々ですがこちらでは、機械メア、2コスメア、簒奪ロイヤル、自然ロイヤル、人形エルフ、リーシェナウィッチ等が猛威を奮っていました。
基本全部先攻を選択する認識で大丈夫です
庭園を置く関係上間に合わなくなる為。置くタイミングが遅ければ遅い程不利になります。まずはじめにマリガン基準ですが対面にもよりますが先行なら託宣やタルトマン、鳳凰の庭園が一緒にある場合はキープ、相手が速いデッキの場合はブレイジングブレス、アンネローゼ、託宣、辻野あかり、フラムやグラス、等が抱えておきたいカードになります。基本は繋がりが良いカード託宣からの辻野やタルトマン、フラムやグラス等が基準です。このデッキの半分は重たいコストのカードですが2枚低コストを抱えていればわりかし何とかなります。また、5ターン目に一気に並べる機械メアや人形エルフ等は庭園を置く余裕はないのでサハクィエルや相方を前もってサーチしておくのもかなり重要になってきます。
6.終わりに
いかがでしたでしょうか?
エボルヴは色んなデッキやカードが活躍できどんなデッキでも活躍するチャンスがあります。対面によってプレイスタイルはだいぶ変わる難しいよりのデッキですが色んな方に是非触ってみて欲しいです。
次回の記事がいつになるかはわかりませんが
また、面白いデッキを作れたらと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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