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普通になれない少女の罪(自作小説)

これからお話するのは、ある少女の話。

少女はいたって普通の女の子だった、小学校に入学するまでは。そして少女は、数々の罪をため続けた。その罪は、現代の人も手を出してしまうような罪。果たして、そうまでして少女が得たかったものとは。

普通になれない少女の罪

第一章 罪①  嫌われないための無駄な努力

小学校の入学式🌸唯一水色のランドセルを背負う女の子。今回の主人公となる少女 みき(仮)です。みきの住んでいる地域は田舎でもあり、入学した同級生は皆、保育園から一緒の子達。仲良しの友達と一緒に小学校へと入学しました。クラスは1クラスしかない学校でした。みきは楽しみでした。でもそれと同時に緊張もしていました。

みきはとっても恥ずかしがり屋でもありました。大人の人とろくに目も合わせられない子でもありました。上級生の子達が少し怖かったのです。それもそのはずです。みきの登下校の分団のメンバーに、背の高いいじめっ子がいたからです。分断旗を振り回したり、下級生には変なあだ名をつけるような子でした。

色んな感情がある中、みきの学校生活が始まったのです。

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